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テーマ:政治について(20223)
カテゴリ:経済
経済"タカ派"福田氏で日本経済はどうなる ・・・森永 卓郎氏 『麻生氏は「財政再建原理主義」をとらないと明言している。・・・ バブル崩壊後に日本の経済がダメになったのは、政府が総量規制をして土地の値段を下げすぎたのが原因であるとしている。そして、今の日本の間接金融の仕組みでは、地価が下がると担保割れを起こして、企業は資産を安値で処分せざるを得なくなる。そのようにして、どんどん日本の損失が進んできたというわけだ。至極もっともな意見ではないか。驚くのは、その直後の記述である。この部分は、原文のまま引用しよう。 「そこに竹中平蔵という経済現場の解っていない人の、銀行の不良資産一掃策が追い打ちをかけました。結果、多くの銀行は預かっている担保の土地を安くても売却し、企業は資金繰りがつかなくなり、やはり安い値段でも資産を売却して債務返済に努めました。ゴルフ場をはじめ安い土地を買ったのはハゲタカファンドと揶揄される外資系金融であったことは、ご存じのとおりです」(麻生太郎オフィシャルサイト「嘉麻の里」『資産デフレ不況』より) ・・・福田氏はどのような経済政策をとろうとしているのか。彼は、メディアのインタビューに対して繰り返し次のように答えている。 「構造改革は否定しない。構造改革で出てきた問題については個別に手当てをしなくてはならない」「構造改革路線を修正するということではなく、構造改革に追加していくということだ」 ・・・よく考えてみれば、これは当たり前のことではないか。 福田氏には確固とした経済政策の思想や意向がないことが、こうした一連の発言からもよく分かる。 本人に強い意向がないとなると、福田氏が総理大臣になった場合の経済政策は、必然的に町村派の意向となるだろう。 そこまで考えれば、この先の経済政策は見えてくる。福田内閣が誕生しても、弱肉強食の構造改革政策は、やはり継続されるということだ。』 福田は外交だけでなく経済もダメということですね!
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最終更新日
2007.09.22 09:53:03
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