母に会いに来て下さいました
母は介護施設に入所して1年半、それまでも訪問介護をして頂いてヘルパーさんには大変お世話になった。介護施設の事務長さんとお世話になったヘルパーさん4人の方々が今日は母に会いに来て下さった。お通夜には来られなかったからといってわざわざ自宅まで・・・。お世話になったのは私の方なのにとっても嬉しい事でした。母の写真の前で在りし日の母の訪問介護の様子を語りあった。入所時の諸々の出来事、団体生活の経験のない母は90歳代になってから何もかも初体験の事ばかりでした。自立支援を目的とするケアセンターは病院と違う規約があり、出来る限り自分でするように仕向けられ、車椅子の自操は勿論食事もベッドではなく食堂へ行かねばならない。忙しいヘルパーさんの援助が気の毒と言う母は相当無理をしていた様子が感じられて辛い気持ちになったのを思い出す。今だから言えること、今だから聞いて頂きたい、お世話になったあの時、この時の光景が眼に見えるような・・・そんな話で30分ほどの和やかな時間を母の遺影の前で語り合った。母もわざわざ来て下さったヘルパーさんたちに一番良い笑顔で頷き感謝していると思います。頂いた大好きな香りのラベンダーのお線香の香りで4・7日法要を勤めたいと思います。皆さんに可愛がられた母はとっても幸せでした。