OPから4年~この日は私の記念日~
4年前の昨日、左股関節変型症の大手術をした。自覚症状としては、日常生活にそれ程の支障は無く、辛抱の出来ない痛みも無い。が将来の不安は隠し切れない。手術以外に完治は無く、高年齢になれば疼痛、不自由さが出てくるのは周知のこと。京都の専門医を紹介され初診、医師の手術経歴、凄腕に圧倒された。"チャンスは今”、”おまかせしょう”と家族の同意の元、OPの決心、予約。自己血輸血のため一ヶ月前より入院し、約3ヶ月留守をする。家族に不自由をかけ、申し訳けなさから入院後数日間発熱した。家族に見守られ手術室へ行く時の気持ちは一生忘れられないと思う。あくる日には自分で立つ事を要求され、死ぬ程の痛みを味わった。が一日一日の快復は目覚ましく、家族の絆、友達の有り難さをしみじみと味わった。あれから4年。食生活ボランティアで外出する機会は多いが、疼痛の無い、不安の無い足でしっかりと社会に溶け込みつつある。より一層無理をしないで自分の身体を労わっていこうと思う。この日を自分の記念日として。