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カテゴリ:日常百態
今年の春から、タクシー会社社長のKさんは生まれ故郷の過疎村の畑で菊作りに励んできた。1株ごとに植えた菊は、僕が見学した夏には大きめのブロッコリーぐらいに成長していて、既に小さなつぼみを持っていた。
秋になり、Kさんの育てた菊が遥か50km南の畑から、まちかどにやってきた。 その数300。見事に咲いた色とりどりの菊が、商店街のすべての店の軒先に置かれている。 4tトラックで、片道50kmの道のりを3往復もしたらしい。タクシーなら儲かるところだが、これは「商店街がきれいになればいいじゃんか」と考えたKさんのボランティア作業。菊も涙、語るも涙のお話し。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.11 13:34:32
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