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カテゴリ:海釣り百態
先々週、酒田市の最上川で70cmを釣って以来、スズキにお目にかかっていない。この際、スズキじゃなくても田中さんでも佐藤さんでもいい、大きな魚が釣りたい。
で、1人新潟県の海岸に来た。明日、新潟市のイベントに出席するので、その道すがら釣りを楽しもうとの作戦である。 まずは柏崎。河口で粘っていたらヌマチチブが引っかかった。目標の「大きな魚」には、あと数十年分成長してもらわねば困る。 続いて来たのがハゼ。これも、「大きな魚」になるのは数世紀にわたる進化が必要だ。 長岡市を過ぎ、もうすぐ新潟市という地点にある漁港。平日なので釣り人の姿も少ない。「こいつは願ってもねえ大物チャンス」と我が身を奮い立たせ、堤防の上から投げたルアーに飛びついたのは... アイナメだった。サイズは徐々にアップするも、「大きな魚」には程遠い。 僕の後ろを通りかかった老人が一際大きな声で話しかけてきた。「おお、兄ちゃん。アイナメじゃねえか。これ美味いんだよな。でも、もっと大きいアイナメもいるぜ、この辺にゃ」。 「大きな魚」に神経質になっている僕にとって、一際大きなお世話であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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