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カテゴリ:日常百態
釜山2日目は、ヒュンダイ自動車の工場見学からスタート。
カーマニアではないけど、「このブランドの車には乗りたくないな」と思う。が、工場見学担当者のお姉さんはとても美人で、日本語もお上手。新宿で2年ほど生活していたという。 工場の次は、世界遺産になっている仏国寺へ。 600年も昔、文禄の役で日本との戦にさらされたという史実よりも、再建して世界的な観光名所に仕立てた人々の努力が尊い。 昼食は、「典型的な郷土料理」を出す森浦という店。 「郷土食」の響きに対する嫌な予感は見事に当たり、僕が食べられるものは皆無だった。 さすがにお腹が減ってくる。釜山に戻る頃にはクラクラし始める。昨日から、お腹いっぱい食べた記憶がない。これはピンチだ。栄養失調になりそうだ。 意を決して、現地ガイドさんに「ハンバーガーが食べたい」とおねだり。すると、「はい、わかりました。わたしがご案内いたしましょう」と、ロッテリアまで手を引いて連れて行ってくれた。 ハンバーガーが、こんなに美味しいと思ったのは生まれて初めてである。ハンバーガーさん、ありがとう。ガイドさん、ありがとう。あなた方は命の恩人だ。 スタミナ回復を果たしたので、地元の屋台へ出向く。通訳いらずのI君のご指導で、僕でも食べられそうなツマミと焼酎をいただく。 夕食は、チャガルチ市場で魚料理。これなら何とかなりそう。 生簀で泳いでいた魚を料理する店なのだが、やはり活け締めの魚には及ばない。この国にはそうした技術がないのか。それでも、技術を要さない韓国海苔とウニの一品はなかなかいけた。 就寝前、ロッテリアで買った夜食用ハンバーガーを食べる。隣のベッドで僕の手元を凝視するS君を哀れに思い、半分あげる。S君は、「今回の旅で一番美味しい食事だと思います」と告白した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.15 17:35:09
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