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カテゴリ:鮎釣り百態
「解禁」という言葉の響きには、どこかしら禁断の香りと、さげすまされた弱者の匂いが立ち込めている。が、まあ、そんなことはどうでもいい。1年ぶりの鮎解禁である。
「今起きました」というS君の電話で目覚めた僕は、7時解禁を若干遅れて千曲川に入川。 先週の大雨の影響か、鮎のはみ跡が見当たらない。嫌な予感を感じつつオトリを送り出すと、早々に今シーズン第1号が釣れた。 20cmを超えるまあまあの型。 その後、嫌な予感が的中。周辺にいる釣り人の竿は寝たままだ。S君も「ぜんぜん釣れませんわ」と嘆いている始末。 「魚は人間性で釣る」を持論とする僕でも、午前中に13匹釣るのがやっとだった。 夕方、Y先生らとの懇親会に釣った鮎を持参。会場となった居酒屋Yの大将に、塩焼きと背ごしを作ってもらった。「鮎はね、人間性で釣るのですよ」と説明する僕の言葉には耳を貸さず、みなさんは鮎の味に集中しておられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.01 11:13:38
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