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カテゴリ:政治
日本に 「不法滞在」 していたイラン人の家族が退去命令を受けているというニュースがあります。ニュースによれば、ほとんど同じ状況の家族が、以前に特別在留許可を得ているとのこと。特別在留許可は法務大臣の裁量ということですが、これではむしろ勝手気まま、そのときの気分次第と言ったほうがいいようで。 生活保護を受けている母子家庭に対する母子加算を打ち切るという話も、母子家庭の平均所得が生活保護より低く、その不公平感を是正するためなんだそうで。これって、誰が考えても、いくら働いても生活保護にも満たない所得しか得られないという状況、いわゆるワーキングプアがあちこちで生まれている、今の日本の賃金構造のほうに問題があるというべきでしょう。 ニートの問題とか、社会格差の問題に理解があるふりをしていても、安倍くんの問題意識なんて所詮この程度なのですね。いささか、古めかしい表現を使えば、まさに安倍 「反動」 内閣の面目躍如といった感じがします。 そこで、「党中央」 のお墨付きを持ち出すなんて、これじゃ自民党がずっと批判してきたどこかの党と同じですね。地元の党員による投票を提唱している野田議員の方が、よっぽど民主主義の原則に即しています。こういう人って、昔のソ連とか今の北朝鮮みたいな社会でも、きっとうまく立ち回っていけるのでしょうね、と思った次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.22 23:46:36
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