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カテゴリ:珈琲
神経性胃炎から胃潰瘍になって かれこれ6年になります。
その後胃炎とは常にお友達。 胃潰瘍もたまに・・・という状況です。 二十歳の頃から胃炎持ちでしたが、何度医者に言われても絶対にやめられないもの。 珈琲とタバコです。 タバコは1年くらい禁煙したことがありますが、やっぱり元に戻っちゃいました。 一番胃に悪いんですけどね。 もう無理。 あと、カフェインの摂取はやっぱり良くないようなのですが 珈琲も紅茶も中国茶も日本茶も大好きなんです。 というか、もうドリンクマニアです。 東京に暮らしていた時から水を飲む習慣が無くなりました。 東京に着いた日に水飲んで40度の熱出して、大学の入学式に点滴打って出席してから。 それ以来、冷蔵庫に飲み物は欠かせません。 しかし、こんな私も昔は珈琲が飲めませんでした。 飲んだら吐いた(笑) 小さい頃から飲んだことが無く、出されて飲んでも1~2口で吐く。 缶コーヒーすら駄目。 コーヒー牛乳がギリギリ。 味が駄目とかじゃなくて、胸焼けしたんですよ。強烈に。 別に飲めなくても問題なかったんでそのまま生きていたんですが 実は就職して困った。 会社には客用の高級日本茶かインスタントコーヒーしかなかったんです。 しばらくは自分用にペットのお茶を持参していました。 1年くらいそうしてたんですが、上司にすごく珈琲好きの人がいて 家でネルドリップしか飲まない、仕事やめたら珈琲専門店やりたいって言ってたんです。 「じゃぁ、会社でインスタント飲むのなんか嫌じゃないですか」って聞いたら 「好きではないけど、インスタントの中でもこれなら許す」って言ってたのが 違いの分かる人へ・・・のネスカフェゴールドブレンドでした。 「そこら辺の喫茶店のマズイ珈琲を飲まされるくらいならこれの方がまし」 と言われ、かなり悩んだ末に おそるおそる飲んでみました。 「・・・ん~ 香りは好き・・・でも、美味しい、とは・・・」 実際、そんなもんでした。 でも、なぜかその時は胸焼けが出なかったので、それからちょこちょこと飲むようになりました。 そのうち、何かの拍子に珈琲好きな方のHPを拝見して、「・・・奥が深いのね・・・」 と感心し、私のハマりやすい心の導火線に火がついてしまいました。 試しに豆を買ってみて、ドリップしてみて、「求めているものとはなんか違う」とか思いながら あちこち資料を読んで、自分にあった豆選びから始めて ネルドリップもしてみて・・・ いや、豆も自分で挽こう、やっぱり手挽きだよ とかミルも買って・・・ ドリップするならやっぱりヤカンじゃ駄目だ、とかドリップポット買って・・・ 1ヶ月ですごい出費でしたよ。 なんたって豆をいろんな店で、手当たり次第買ったしね。 それまで全く飲んでなかったんだから、自分がどんな豆が好きなのかも分からない。 それ以前に 自分は本当に珈琲を美味しいと思えるんだろうか て感じでした。 結局、美味しいと思える豆は焙煎の深い、酸味のないものだと言うことが分かるまで 2ヶ月以上かかったかな。 無駄にした豆も相当ありましたよ。 2杯飲んで美味しくないと思ったら、もう飲む気もしないし、捨てちゃったのもある。 へたに我慢して飲んでると 結局吐くんです。 急に珈琲にはまったけど がぶ飲みできるようになった訳じゃない。 1日2杯以上は胸焼け。 しかも飲んだら4時間は眠れないし(>< なんでこんなにムキになってるのかワケわかんなくなってました(笑) そんなこんなで少しづつ飲み続けて、今は立派な珈琲好きになりました。 ちゃんと1日3杯くらいは飲めるようになりましたよ(笑) 胃炎は相変わらずで、珈琲をやめてみた時期もありました。 でも、半年やめても症状に変わりがなかったんで また飲み始めたんですよ。 飲んでも飲まなくても症状に変わりナシ。 我慢してストレスためるくらいなら飲んじゃう。 時間さえ気をつければ問題なしでした。 空腹時に飲まない、とか カフェオレにして、必ず一緒に腹持ちの良いお菓子を食べるとか。 今はそんなことも気にしていませんが。 とりあえず珈琲を飲む、と言うことから始めた私ですが 今は美味しい珈琲を飲む と言うことが一番のポイントで 淹れ方とかもあまり細かいことは気にしないようになりました 私が辿り着いたのは、「美味しい珈琲が飲みたいなら、淹れ方より新鮮な豆」ということ。 豆の鮮度は絶対重要です。 香りも味も鮮度で全然違う。 豆を買う店、保存方法、焙煎日。 やっと気がついたかって笑う方もいるでしょうねぇ。 いやいや、スタートが遅いからいろいろ手間取っちゃいましたよ。 は~、今は美味しい珈琲が飲めて幸せです。 大学生の私が聞いたら耳を疑うでしょう(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.23 16:23:39
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