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カテゴリ:自然建材
KURASUの小針です
最近地球環境のことについて 「京都議定書」や「-6%CO2削減!」などなど 日常的にエコが叫ばれる世の中になってきましたね。 あまり興味のない方でも1度は耳にしていると思います。 KURASUの注文住宅でも 自然建材を使った住宅に興味のあるお客様が増えてきました。 私たちもお客様のニーズにプロとしてきちんとした材料を提供するため 色々な建材メーカの方にお会いしたり、実際会社にお邪魔して実物を見ながら吟味したりします。 と言う事で今回はイケダコーポレーションさんにお邪魔してきました。 実際の左官職人さんの実践も交えてのエコ学習。 スイス漆喰の材料の話が聞けたのですが、 色々な建築建材の情報は学習している私でも本当に勉強になりました またこの話はいろいろと回を分けてお話するとします。 とってもキュートでエコな壁紙を今日は紹介します。 この写真を見ただけでも、「えっ これ壁紙?」と言いたくなりますよね? 日本のビニールクロスとは全然発色も違います。 ウッドチップで出来ている壁紙です。 日本の環境からしてこの季節など特にですが「カビ」が気になります。 日本と言うお国柄?なのでしょうか? どうしても「きっちりしたもの」、「見た目綺麗なもの」を好む性格の方が多いので 国産メーカなどもそのニーズにこたえようと、ビニルクロスなどをつくり 日本の住宅のほとんどでこのビニルクロスが使われています。 一昔前のマンションなどでは換気システムがしっかりしていなかったり、 気密性が悪かったりする事から「結露」が発生し あの嫌な「カビ」 が発生して困っている方も多いのではないでしょうか? 実はこのカビが発生しにくいように日本のビニルクロスの中には 「有機リン」という農薬が入っています。 えっ農薬?食べ物じゃないでしょ? そう私もはじめはそう思いました。 でもこういう建材にもカビなどの発生を防ぐ目的から農薬などが使われている ケースもあるという事です。 文字通り「ビニール」ですので壁紙自体が呼吸しないわけですが エコ壁紙は、実物を見てもらうと分かりやすいのですがまさしく 「呼吸する壁紙」です。 難点はまだまだお値段的にビニールクロスには及ばないと言う点と 自然建材なので材料の収縮がビニールよりはあると言う事。 エコと言うとどうしても田舎っぽい感じ?と思う方もいらっしゃるでしょうけど この壁紙は本当にカラフル。 ヨーロッパ建材らしい女性が大好きな色が沢山です。 少しずつでもこうした建材を利用して 地球に優しい家づくりのお手伝いが出来たら嬉しいなと思います。 応援よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月14日 23時09分25秒
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