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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:沼田・小早川家領の原風景
本郷小学校は、校庭からみえる校舎の後ろに、もうひとつ新しい校舎があります。 その後ろの校舎を、具住神社の丘から見たのが、この写真です。 校舎のすぐ後ろが急斜面になっている様子がわかります。 その場所まで、近づいて見ましょう。 左側に写る校舎が、新しい校舎ですが、ここは、もともとは山の斜面でした。 その斜面を削って校舎を建てたため、裏手の山が、このような急傾斜になったそうです。 写真のなかで元校長先生が指を指しています。 このあたりから、工事中にコップ1杯程度の黒米(玄米)が出土したといいます。 ただし、この黒米がいつの時代のものかは、わかりません。 その斜面に、いま小さな祠が鎮座しています。 すでに名前も忘れられている祠ですが、文政2年の「国郡志御用ニ付下調書出帳」には、「土井上 籠守(かごもり)大明神」の名前が記載されています。 「土井」の上という位置からみて、これが籠守大明神に相当するのでしょう。 大明神という名前にしては、あまりに小さな祠です。 もともとは、もう少し斜面の下にあったものを、校舎増築のときに、いまの位置にあげたそうです。 もしかすると、御館の鎮守だったのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.11 11:59:12
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