多事各論「神戸ルミナリエ2008」
86,843,289円。約8700万円、2007年の神戸ルミナリエと言うイルミネーションの会場での募金の総額です。2007年の神戸ルミナリエと言う神戸の冬の風物詩神戸の一大観光イベント神戸のデートスポット「神戸ルミナリエ」の近頃には、いろんな表現で形容されます。神戸市内ののクチコミカフェ。神戸元町・神戸三宮のクチコミレストラン。神戸の主な駅前や神戸の有名観光地のクチコミショップ。これらも、神戸ルミナリエ会場周辺に多数あるそうです。それは、今の2008年も同じ事でもあり、それらの数(ショップ)は増え、質(クオリティ)は向上し、お客さんへのサービスと快適さ(アメニティ)も年々変化しているのでしょう。あの阪神淡路大震災から13年間兵庫県神戸市に通い続けた私にもちょっと・・・と言う思いは確かにありますが、それとも言うのも1995年当時はその20代の「若者」だったこのわたしも13歳のトシをとってしまった訳で、今の若者たちとギャップがあるのは至極当然であります。しかしながら、神戸の街には若い人が台頭し、何らかのリーダーに率先し、或いはグループや共同体を創造し、自分たちで何とかしないといけないと、神戸ルミナリエ2008に対してさえも、情熱と強い意気込みを感じる神戸の若者たちをそっと見ているオヤジが、ココに居るわけです。彼ら彼女らは、子どもの頃に神戸市立の小学校や神戸の中学校で、「しあわせ運べるように」と言う震災復興の象徴の歌を、歌い続けてきた世代です。「(1995年1月17日の)阪神淡路大震災の時、僕らは『小学校1年生』でした。」2008年に成人式を迎えた、「1・17ひょうご安全の日のつどい」での、新成人の若者の言葉です。第1回神戸ルミナリエは今から13年前の1995年12月から始まり、第14回目の2008年の今の神戸には最早必要不可欠の存在になった鎮魂と復興の象徴「神戸ルミナリエ」は、2007年の12日間で4043000人(約404万人)もの神戸ルミナリエの観客・神戸ルミナリエの来場者・神戸市民・兵庫県民に様々な恩恵を齎しました。主催者側は「神戸ルミナリエの来場者にひとり100円募金を呼びかける」と銘打ちました。神戸ルミナリエの2007年の来場者数の400万人を会場募金総額の8700万円で単純に割ると、「神戸ルミナリエ来場者ひとりあたりの募金金額は約22円前後」ですが、主催者側から見れば「100円」と言う「目標」は達成出来ていないのでしょうが、募金はあくまで個人か団体・企業などによる善意と発意によるものですから、「入場料100円」のように「徴収」や「強制」は出来ないわけです。わたしは、この「ひとりあたり・・・円」や、「総額約8700万円」と言う金額が少ないとは思いません。寧ろ別の視点で物を考えれば、よくこれだけの金額が短期間で集まったなあ、その前の年(2006年・14日間で465万人・会場募金総額33106086円・約3300万円)より昨年2007年は14日間から12日間へと2日間神戸ルミナリエの開催期間が短縮されたにも拘らず、募金総額は2倍以上になっている事に対して、「あっぱれ」、いやこれは途轍もなく凄い良い事なんだと喜びと同時に吃驚しました。神戸市内の観光産業などに対しては神戸ルミナリエの経済効果を齎し、兵庫県神戸市などの企業・会社・ホテル・観光地などには収益や利益を生み、個人事業税や法人事業税などの税収を兵庫県・神戸市・あるいは国庫へは消費税等と、神戸ルミナリエの経済効果は至る所に存在するわけです。2007年は、「(神戸)ルミナリエ存続に黄色信号」とメディアで報道されました。信号で言えば、黄色は「一旦停止」、青は「進め」、赤は「停まれ(止まれ)」でしょうか。でもそれらのメディアも神戸ルミナリエの後援企業や後援団体等の形で神戸ルミナリエの一翼を担っている訳です。さらに言えば神戸ルミナリエの財政状況や継続開催について黄色信号を青信号に変えるのはその報道機関としての役目や役割と責務でもあります。この頃はLEDランプやイルミネーションの省エネ(省電力化)、リサイクル(RECYCLE・再資源化)・リデュース(REDUCE・ゴミの減量)・リユース(REUSE・再使用)の所謂「3R」など、各企業・会社だけでなく、観光客も各々に旅行に地球温暖化対策やCO2削減の概念を持ち込んだ「エコツアー」をし、自分たちが行った観光旅行先でも資源ゴミの分別収集など、創意工夫と努力をしているわけです。そう言う訳で、1995年1月17日の阪神淡路大震災発生以降とこのKOBEの街の復興の様子を鑑みれば、神戸ルミナリエは常に「青信号」で無ければならず、いや、「信号の色」が何色なのかは最早問題なのでは無いのかも知れません。実際に神戸ルミナリエに行ってみると、「緑色」もあれば、「オレンジ色」もあり、「白」もある訳で、神戸ルミナリエと言うイルミネーションは、いろんな色と、観光客やボランティアなどいろんな人の支えで成り立っていて、地元兵庫県神戸市に本社がある株式会社・企業のサポートだけではなく、特定の色では表現できないからそれらは集合体・結束されたグループとして「イルミネーション」になり、または「イルミネーション」を実現出来て、尚且つ綺麗で美しいわけですね。更にこれからも神戸ルミナリエと言うイルミネーションをこれからも続ける事、即ち神戸ルミナリエと言うイルミネーションの2009年以降の継続開催は兵庫県知事や神戸市長も会長職などに名を連ねる神戸ルミナリエ組織委員会の「公約」であるべきであり、所謂「神戸ルミナリエ事業報告書」等で逐一情報公開をすべきであります。神戸新聞社やサンテレビ・神戸のAMラジオ局ラジオ関西・神戸のFMラジオ局KISS-FM(キッス・エフエム・コウベ)の様な神戸の地域密着メディアだけでなく、所謂東京キー局の全国ネットのテレビ・「朝日」「毎日」「読売」「産経」「日経」と言った全国紙の新聞と新聞系メディア、それら(「朝日」「毎日」「読売」「産経」「日経」と言った全国紙の新聞と新聞系メディア)の神戸・大阪・京都の全国紙の新聞支局、ラジオと言った情報伝達手段で神戸ルミナリエそのものの存在を読者・リスナー・視聴者にPR・アピールすべきなのが、メディアの役割の一端では無いでしょうか?ともかく、兵庫県神戸市内のホテル宿泊やJR西日本・阪神・阪急などの交通アクセスや公共交通機関への利益など、神戸ルミナリエの来場者・観客・観光客の「大株主」の存在は欠かせない訳ですから、「筆頭株主」も含めた「大株主」が「株主総会」で何を言うのかは、今後の課題であります。そのメディアに2008年の神戸ルミナリエの存続が「何色」なのかを聞くのは、その後にします。多事各論「神戸ルミナリエ2008」2008年11月8日1995年1月17日の阪神淡路大震災(はんしんあわじだいしんさい・平成7年兵庫県南部地震)から、5044日Cooley High Harmony『しあわせ運べるように』筑紫哲也のこの「くに」のゆくえ筑紫哲也のこの「くに」の冒険速報!TV・新聞掲載商品楽天市場あす楽