「百億の昼と千億の夜」続き・・・(@_@ゝビシッ!
さて、この「百億の昼と千億の夜」は、賛否両論でござんした。(; ̄ー ̄A宗教を皮肉った物語でふ。m(゜- ゜ )カミサマ!仏教を始めとする様々な「神」がでてきやす。根本にあるのは、アトランティスを舞台とする物語で、そこにギリシャ神話の神が支配者として登場しますが、中心となる人物(?)は「阿修羅王」と「悉達多太子」といった仏教系の面々。アトランティスの物語となると、当然「プラトン」が登場するが、彼はアトランティスの司政官オリオナエと同一人物(?)であり、この3人(こいつらはサイボーグなのだあ)が、宇宙の破滅の謎を解こうとするとゆーのが、おおまかな物語の内容でふ。さて、この説明で、SFであることは分かりますよねえ。面白いのは「阿修羅王」と「悉達多太子」の設定だす。「阿修羅王」とゆーのは、仏教の経典にも多々登場する「アスラ」の王だす。「アスラ」とゆーのは、サンスクリットの原語では「神でない者」の意味だす。教典には他にも「カルラ」や「ガンダルヴァ」などとゆーのもいやすがよーくお経を聞いてると、たまに「あしゅらー、かるらー」と登場しやす。とにかく「阿修羅王」は、神仏に敵対する者なのですが、これが「悉達多太子」と手を組みまふ。「悉達多太子」は皆様ご存知の、後の「釈尊」でふ。しっかし、この話では「仏陀・釈尊」にはならないのですー。なってしまったら、「敵側」になってしまうからなんでしょーが。(; ̄ー ̄A「弥勒信仰」とゆーのがありまふが、これも話の辻褄に取り入れて、まー宗教家には面白くないかもしれませぬ。「弥勒菩薩」が56億7千万年の後に「弥勒仏」となって、人類を救済するとゆー信仰ですが、まー。えっらい先ですしねー。Σ( ̄ロ ̄lll)ナザレの「イエス」が、ど田舎もんとして登場し、敵方の使いとして3人を妨害するっちゅーんも、宗教家にとっては面白くないでしょーねー。でも「イエス」は、神の「子」であり、「神」じゃないですしねー。オロオロ(T_T;))((;T_T)オロオロともかくも、物語が進むにつれて、ハードSFの色を濃くしていくので、読みにくい作品ではあります。しっかし、堂々と、神、仏をけなした、貴重な作品だと思いまふ。(@_@ゝビシッ!宗教家のみなさん、是非ご一読をっ!(@_@ゝビシッ!(@_@ゝビシッ!(@_@ゝビシッ!