とにかく面白かったですっ!!
嬉しい予想外でしたっ!
この作品は分かりにくいって言われていたので、
私はあえて何も考えず犯人探しだけをして見ていました。
始まった瞬間からダークな序章に引き付けられ、
話の展開やテンポの良さにつられ
一気に最後まで見終わってしまいました。
----- ネタバレしています!-----
死体をバラバラに切刻むというグロテスクな映像から
始まったこの作品でしたが、
最後までそれが随所にちちばめられていました。
途中から犯人はスヨン(ジム・ウナ)だ!
と思って見ていました。ハンソッキュがギヨンを追って入っていった
異様なビルの中から出てきた時、ハンソッキュを車で襲った犯人。
それがスヨンかな?となんとなく思って。
でもその後の展開が二転三転して父親が犯人か?と思わされたり
スヨンの親友であるスンミンが犯人候補にあがってきたり。
でも最後にはやっぱりスヨンで。
と言ってもどこまでスヨンが手をかけているのかも分かりませんでした。
この映画は考えれば考える程「あれ??」
と思う事が多くてきちんとした犯人の提示もないまま終わってしまうので
後から色々と考えてしまいます。
2回目に監督の解説付きで見たんですが、
そういう意味があったのね!となんとなく理解し、
そして又気づいてなかった部分にも気づかされてしまい、
又々考えさせられてしまった、と言う厄介な作品でした。
本当は気になる事をここでいっぱい書きたい気もするんですが
昔の作品なので今さら云々言うのはやめておきますっ。
この前TVで『シュリ』を見て以来、ハンソッキュssiの作品が
見たくて仕方なくて、この『カル』を選びました。
(本当は『八月のクリスマス』が見たかったんですが…(¨; )
ハンソッキュssiの演技はとても魅力がありついつい惹きつけられてしまいます。
監督の話の中でも彼の演技に対する誠実さが伝わってきて
すごい俳優さんだなぁと関心してしまいました。
『スカーレットレター』もうすぐ公開ですねっ!早く見たいです。