シン・ハギュンssiが出演されている映画
『トンマッコルへようこそ』を観ました。
なんだか不思議な作品でしたっ。
現実なのか異次元なのか?両方が交錯しているような感じで(¨* )
山奥にあるトンマッコルという村は、
時代から取り残されているような、
現実離れした平穏でのんびりした村だったんですが、
そこに敵対する2組の戦時中の兵士達と、
墜落した連合軍のアメリカ兵1人がやってきたことで変化が訪れるんです。
敵対する2組(韓国軍・人民軍)の兵士達は、
お互い何日も銃を向け合い、
微動だにせずけん制し合っているんですが、
銃や手榴弾の意味も分からない村人は、
そんなのお構いなしで生活しているんですよね。
そして兵士達は調子を崩され、
次第に村民のペースにはまっていってしまうんです。
のどかな村の空間の中に兵士達の緊迫した空間があって、
同じ場所で別々の世界が同時進行しているようで、
そのギャップが面白かったです。
その後、みんなが打ち解けて仲良くなるんですが、
そのキッカケとなったイノシシが襲ってくるシーンが
面白かったですっ(笑)
みんな必死で逃げているんですが、
それが又オーバーに描かれていて笑ってしまいましたっ。
この映画の音楽は久石譲さんが担当されているんですが、
イノシシのシーンの音楽は長くて大変だったと
インタビューで話されていましたっ。
でも久石譲さんが音楽担当って凄いですよねっ(‥;)
ちょっと驚いてしまいましたっ。
そして後半からラストにかけては、墜落後、
村に住みついていたアメリカ兵士の存在により、
村の人々に危険が及んでしまうんです。
まさかまさかの展開で、なんだかオオゴトになっていましたっ。
自国の兵士が捕らえられていると勘違いしたアメリカ軍が、
兵士を救出するために村を爆破させようとするんですが、
それを何とか阻止しようと、
ピョ・ヒョンチョル(シン・ハギュンssi)らは、
自分たちが犠牲になり戦おうとするんですよね。
村から離れたところへアメリカ軍をおびき寄せて、
村への被害を防ぐんですが、最後は生身でいる
ピョ・ヒョンチョルらの上空から戦闘機で攻撃されてしまうんです。
その爆弾が降り注いでくる光景が、
なんだかちょっと美しく見えてしまったりしてっ。
映像効果の影響なのでしょうかっ(¨* )
この映画に出てくる一風変わった少女がいたんですが、
その少女の存在がとても大きかったです。
その少女が出てきた瞬間、
空気が変わったのが凄いと思ってしまいましたっ。