ドラゴンボールの英語
『ドラゴンボール』は世界中の子供たちに人気があるらしい。(ただし、暴力的なシーンが多く、親には不評との話もある)アメリカで『少年ジャンプ』が英訳されて発売されているという話を聞いたとき、オンラインショップを通じて調べてみたら、『ドラゴンボール』のコミック本が英語で出版されていることを知り、3冊ほど購入してみた。(これなら息子も読みそうだから、無駄にならないかと思い…)アメリカ版『Dragon Ball』を読んでみて、改めて「擬音語」の多さに驚かされた。BAM, VMMM, ZNNN, ZASH, ROLLLL, BOMF, VAH, ZWOOO, ZMM, DOOOM…最初の12ページだけ(Vol. 14)で、これだけ出てくる。(しかも字が大きいので、紙面の多くを占めている)(『ドラえもん』 の映画で、のび太くんそっくりの大昔の王子様が、ほんやくコンニャクの助けを借りてマンガ本を読み始めたら、「ガガガガガ! ドドドーン! ズゴゴーン!……くだらない」と言って(擬音語はこんな感じ、てことで、正確ではありませんが)、ぽいっと捨ててしまったのを思い出した)擬音語以外のセリフ部分も、たいしたことは言ってない。"We'll kill them when we want to." "Wh-what?"とか、"By the way, do you know where Songoku is?" "We'll learn something eventually."なんて感じ。これを読んで勉強しようとするわけではなく、単なる息抜きが目的だから、たいしたことが書いてないのは当然だけれど、普通に会話をしているだけなら、たいした英語は必要ない、とも言えるだろう。中国国籍の男性と結婚した友人が、バイリンガルの人は、どちらかがメインの言語になり、それを決定するのは「どの言語で高等教育を受けたかによると思う」と話していたのを思い出す。英語と日本語の両方で会話ができる、というだけでは、バイリンガルとはいえないような気がする。******あとから一言:なんとなく、最近書いてきた主張の流れに無理やりこじつけたようで(?)、いまひとつ説得力のない日記だなぁ…と書いた直後から思っていたので、ちょっとひとこと。ドラゴンボールの英語版、これはこれで、なかなか興味深いです。はい。(やはり暴力シーンが多いのが、あまり私の好みではない、というだけですね)バイリンガル談議とは、正直言ってあんまり関係なかったです(^ ^;。ちなみに私の息子は、もう内容を知っているせいか、英語にいまいちついていけなかったのか(?)、さぁーっと1回読んで終わりでしたー。フリマにでも出そうかな。