カテゴリ:特別支援教育
中1の息子は小学校入学時より養護学級(大阪府では特殊学級のことをそう呼ぶ)に在籍しています。
就学前は知的には境界線児でしたので、養護学級に入れたのだと思います。 低学年の頃は毎日1時間、養護学級で指導(集団指導と個別指導が週3時間ずつ)を受け、 入り込み(通常学級で養護学級担任が横に付いてくれる)も週4時間くらいありました。 もし、固定式の特殊学級だったら入級しなかったと思います。 また、通常学級に籍を置いていたら、個別指導や入り込みはしてもらえませんでした。 小3の時、言語性IQが伸びて(動作性は相変わらずデコボコ^^;)知的には標準になり、 学年が上がるにつれて養護学級で指導を受ける時間が減っていきました。 小6と中1の現在は、全時間、通常学級で授業を受けています。 息子は手先が不器用なので、美術と技術・家庭で実習補助のような形で入り込みをお願いしています。 必要な場面で必要な支援を受けることができたわけですが、 何が腹立つって、全時間、通常学級で授業を受けていても、養護学級(特殊学級)に在籍していたら、 通常学級編成の頭数には入りません。 クラスに41人以上いたら、2学級になりますよね。 ところが普通学級籍40人+特殊学級籍1人以上なら2学級にならないんです! 養護学級の他のお母さんたちとも、 「手が掛かるんだから2倍3倍にもカウントして欲しいくらいなのに、数に入れてもらえないのは頭にくるわ!」 と、よくこぼしていました。 これからの特別支援教育では、学級籍の問題はどうなるんでしょうか。 「通常学級で放っておかれるなら、養護学級に居させて欲しい。」という声もありました。 固定式でない特殊学級の問題点です。 通級拡大版みたいな特別支援教育で、特殊学級が無くなったら、通常学級で放っておかれる子が増えるかもしれない? 授業中、べったり横に付かれては息子も嫌だろうと配慮して、 TTのような形で入り込みをしてくれる中学の先生方も、 よくこぼしています。 「理解していない子、手の掛かる子が他にも10人くらいいるんです! コミュニケーションには問題がないから『先生、解らーん!』と呼ぶ! 他の子に関わっている時間の方が長くて、いったい、誰のために入り込んでいるのやら・・・。」 小学校でも入り込みの時、そう言われていました。 うーん、これって、通常学級の問題だよねー。 学級定員減らせよー!>文部科学省 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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