カテゴリ:診断名について
病院では、聴力の検査(ABR:聴性脳幹反応)とITPA言語学習能力診断検査を受けた。
聴力に異常は無く、その段階での診断は、自閉的傾向のある境界線児(知能がIQ70~85の境界域)ということだった。 自閉的傾向があると言っても、視線が合わないとか、人見知りをしない、オウム返し等の特徴はほとんどなく、決まった道を通らないと気が済まないとか、自分が1番でないと我慢できないというようなこだわりも無かった。 言葉の遅れがあるためにコミュニケーションがうまくいかないことや、手先が不器用で絵や工作が苦手なことが、本人にとっては辛いことだったと思う。 就学時健診の無い自治体なので、幼稚園や保育所が就学相談の必要な子どものリストを教育委員会に提出したり(事前に保護者の了解を取っているのか、園長から問い合わせがあった。)、保護者の判断で就学相談を受けることになる。 5月に教育委員会から、就学相談のための家庭訪問をしたいとの連絡があった。 この時点で、養護学級に入級して個別指導が必要と、夫婦の間では考えが一致していた。それで就学相談もスムーズにいったと思う。 7月には校区の小学校の校長と養護学級担任の家庭訪問があった。 書字障害は予測していたし、授業中、おとなしく座っていられるのか心配だった。 個別支援が必要な部分と、通常学級の中で力を伸ばせることの両方で、理解と支援が欲しかった。固定式の特殊学級でないことが、息子にはありがたいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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