カテゴリ:診断名について
うちの息子には読み書き障害があるが、診断名が低学年の頃はPDD(広汎性発達障害)、高学年になってPDDNOS(特定不能の広汎性発達障害)になった子なので、読み書き障害から来る困難さと、広汎性発達障害から来る困難さを持ち合わせている。
前の日記で紹介した、文部科学省 科学技術政策研究所 科学技術動向研究センターの月報「科学技術動向」の2004年12月号に掲載されている「読み書きのみの学習困難(ディスレキシア)への対応策」という特集記事には、 「ディスレキシアの幼児は、読み聞かせや絵には興味を示しても、印刷物や文字に興味を示さないという兆候を現している。」 とあるが、これは息子には当てはまらない。読み書き障害のみと、広汎性発達障害と合併しているケースとの違いだろうか。息子は読み聞かせや絵も好きだったが、以前の日記に書いたように、文字や数字に対する関心は1歳前から現れていた。自閉症ではよく聞く話だが、カレンダーの数字や電話帳にも興味を持っていた。 「数字についても読み書きの困難な児童もいる。しかし、数学の本質である、論理操作や推論は本来、ディスレキシアでは阻害されず、むしろこの分野に優れた才能を示すディスレキシアが存在する。」 息子は学年が上がるにつれて、ましにはなったが文章題は苦手だ。論理操作や推論も、抽象的になると分かりにくい。推論が苦手なのは自閉的な特性のためだろうか。 それ以外のことは、就学期から中学校までの経過にだいたい当てはまっていると思う。 読み書き障害~うちの息子の場合 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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