テーマ:軽度発達障害児の思春期(45)
カテゴリ:おすすめの本
長男が行っていた中学校では朝読が学期に1回あって、
その期間は毎朝10分間、読書をしなければならなかった。 息子は読書が嫌いで、書店や図書館で本を選ぶような 面倒臭いことは絶対にしないヤツなので、 仕方なく家の本棚から持っていくことになる。 その習性を利用して(笑)、読ませたい本を買って 本棚に並べておく作戦は結構うまくいった。 『もうすぐ社会に出る 18歳からのマナー・ブック』 著者: 多湖 輝 (目次はこちら) (解説はこちら) この本は、息子が中2の職業体験学習に行く前に読んだ。 たまたま、近所の本屋さんで平積みしてあるのを見つけて、 「なんてタイムリーな本だろう!」と、思った。 「はじめに 社会に出るってどういうこと?」で、 「この本は18歳のきみに向けて書いてみますが、きみが18歳でなく てもかまいません。16歳でもいいし、20歳でもいいのです。とにか くもうすぐ社会に出るきみに向けて書いています。」(P.4) と、書いてあるのを読んで買う気になった。 体験学習とは言え、働きに行く気構えが欲しかったし、 最小限必要なマナーの確認もして欲しかった。 文章や漢字は平易で、中学生でも十分読めると思った。 『12歳からのマナー集 インターネット・ケータイ・電車内マナーから 「なぜ人を殺してはいけないのか」まで』 著者: 多湖 輝 (目次はこちら) (解説はこちら) 『もうすぐ社会に出る 18歳からのマナー・ブック』と同じ著者で、 長崎の女子小学生殺害事件の後に出版された本ということで、 最初にインターネットや携帯、メールの書き方等のマナーと、 「なぜ人を殺してはいけないのか」ということにページを割いている。 後半は『もうすぐ社会に出る 18歳からのマナー・ブック』の ジュニアバージョンといった内容だ。 それで、この本を買ってみたが、息子が読んだのは、こちらの方が先だった。 順番にこだわるのが、らしいところ^^; 『7つの習慣ティーンズ』 著者: ショーン・コヴィー (目次はこちら) (解説はこちら) 『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)は、ビジネス書の ベストセラー本だが、著者の息子がティーンズ向けに書いたのが 『7つの習慣ティーンズ』。 長男はこの本を中3から読み始めた。朝読の期間に読み終えなかったが、 最後まで読んで欲しい本だ。 目次や解説を見ていただくと分かると思うが、「目的を持って始める」 とか、「一番大切なことを優先する」とか、「これって、うちの子に 必要なトレーニングじゃない!?」と、思えること満載だ。 この本を読んで、変えられる自分と変えられない自分の違いに 気が付いて欲しいし、変えられる自分を変えることで楽に生きて行ける と信じたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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