守り導くことだけが愛情じゃないはず
いよいよ今週末公開になる映画「マラソン」ですが、ハングル講座にチョンユンチョル監督が出ていました。講座の勉強はちょっとおいといて( ̄∇ ̄*)ゞインタビューだけを先に見てしまいました。監督はこの映画のモデルになっているヒョンジンさんと同じマラソンクラブに入って、一緒に走ったそうです。映画の中で表現されている主人公のマラソンスタイルは、実際に監督が見て触れて感じたものなんですねー。この映画を見たとき、親の子供に対する愛情と干渉のバランスは難しいなーと(子供がいないので私が子供の立場で)感じたのですが、今回のインタビューの中で監督はこう語っていました。「親たちが子供をもう少し信じて子供が理解して成長するようある瞬間にでも手を離してあげられるきっかけになればいいですね」韓国のドラマや映画を見たり、インタビューを聞いたりする中で、私の中で、韓国は日本に比べて親子関係が密接だと感じていたのですが、そんな韓国においても、子供の自立のときに親は手を離してあげる、という考えがあることに少し驚きました。正直、映画を見終わったときには監督の気持ちがうまく伝わっていなくて、母の愛情って重荷だよなぁ、でもいい面もあるしなぁ・・・という感じだったので、このインタビューを聞けてよかったです。母親の愛情や期待は重荷でもあり、自分の夢と親の夢を混同しがちだったりするものですが、そうならないように気をつけたいと思ったのでした。あくまでも子供の立場なんですけどね。つまり「たまにゃ信じて手を離しとくれ」と親に伝えたい・・・