うさぎ雛と吊るし飾りといがまんじゅう
古布で作ったうさぎ雛と吊るし飾りの前には・・・丸くて可愛い、その名はいがまんじゅうです。こちらで雛祭りに頂くおまんじゅうです。小豆餡を米粉のきじで包んで桃色若草色菜の花色のお米をのせて蒸してあります。素朴な甘さ、もっちり、お米がアクセントでおいしい~同じ県ですが私の里では押しもの、おこしものと言って、米粉のきじを梅や鯛、松や立雛の木型でぬき桃色若草色菜の花色の食紅で飾って蒸した菓子があります。焼いて砂糖醤油をつけて頂きます日本は小さい国ですが、地域地方で色々な文化、特に食文化は楽しくおもしろいですね。その地方に伝わる美味しい食べ物、食べ方・・・へぇ~と思うことも・・・「おひなさまには目も口もあるのよ。一年分の女の厄を持って行っていただくのですからお供えしないとね」と我が家でも毎年供えます。女の子の節句のおまんじゅうですが主人も息子も大好きです。「いがまんじゅう、供えたよ。」息子はニンマリ。二つ三つは当たり前でぺロリ 故郷の味なのですね