読みやすいレイアウトは記憶に残る?
過日のの新聞の記事に、学ぶ楽しさ-文豪ノートは美しい? という記事にたいへん興味がわきました。その中の、夏目漱石の受講ノートには、ビジネス文書(案内文)を作る場合と同じ要領ではではないでしょうか。漱石のノートでは ・内容ごとに文頭をそろえる ・全体を見通すインデックス ・見出しをつけて整理する となっていました。これはビジネス文書の構成項目に、通じるものがあります。日付 宛名 発信人 標題 本文 記書き と、とても整理されています。後は読まなくても目に飛び込んでくるように、レイアウトや余白に十分気をつかいます。極端に言えば、標題と記書きが目に飛び込んでくれば、内容が理解できるわけです。そのためには、文書にメリハリをつけていきます。文字の大きさや言葉の選択、行間、文字間の間隔に気を配ります。読みやすくレイアウトを考えてある文書は、とてもキレイで読む前に自然と読んでしまいます。また、記憶にも残り忘れることが少なくなります。