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テーマ:◆◇◆簿記検定◆◇◆(380)
カテゴリ:簿記
私がぎっくり腰で寝込んでいる間に、ちまたではセンター試験も終わり、
受験シーズンも後半に突入いたしました。 ワタクシもおかげさまで、日商簿記検定(1級)に受かることができました。 合格までに受験回数にして5回、期間にして3年余を費やした訳ですが、 過去4回の試験と最後の試験の違いは何だったのか、自分なりに振り返ってみたいと思います。 簿記検定のみならず、なんらかの試験に合格を目指す方の参考になれば幸いです。 特別なことはなにもないので、拍子抜けかもしれませんが。 当たり前のことを当たり前にやる。簡単そうですが、これが一番難しいような気がします。 今回の合格に際して、身にしみて感じたのは、勉強方法について云々言う以前に まず、ちゃんと寝ないと駄目だということです。 今回は、特に、この点を気をつけました。勝因の1つに間違いないと思ってます。 これは、体調管理と記憶の定着という2つの面から非常に重要です。 勉強して、勉強して、勉強して、知識や技能面では申し分なくなったとしても、 試験当日に、寝不足で頭がボーーっとしているとか、風邪ひいて熱があるとか、 そんなことになってしまっては、せっかく勉強してきた時間と労力がムダになってしまいます。 簿記の試験は、1つの試験が90分と長丁場です。 その時間目一杯、集中力を切らさないようにしなければなりません。 特に、計算を積み重ねていく工業簿記では、ちょっとしたミスが命取りになりかねません。 難しい解き方を知っていても、転記ミスがあってはだめなんです。 そして、勉強が足りていない場合、特に集中力が必要です。 勉強が足りている場合でも、未出題の問題は必ずあるわけですから、 持っている知識と経験を総動員して、とにかく、何とか答えを出さなければなりません。 答えが合ってればいいのですから、教わった通りじゃなくても、やったことがなくても、 今までの知識と経験からするとこうなんじゃないか、と数字を書かないことには点数になりません。 問題文を隅々まで注意深く読む、膨大な計算を間違いなくこなす、 あきらめないで粘る、こうすればできるんじゃないかと考えがひらめく、 これらはやはり、脳みそに余力がないとできないことなんです。 寝不足や風邪気味では、脳みそはそちらの対応に一杯一杯で面倒な計算には対処し切れません。 やはり、試験には万全の体調で臨まなくてはなりません。 そのためにはどうしたらいいか……?? 「ちゃんと寝る」 これは、睡眠時間だけ確保すればいいということではありません。 人間が、眠るべき時間に眠る、ということです。 眠るべき時間とは?? 少なくとも午後10時から午前2時の間です。 (と書きながら、現在、夜更かしをしているワタクシですが。取りあえず、合格したし……苦笑) 午後10時から午前2時という時間帯に眠っていると、成長ホルモンがたくさん分泌されて、 疲れた体の修復にあたるというのですね。 それ以外の時間帯に長時間眠っても、午後10時から午前2時という時間帯以上には成長ホルモンは分泌されないと聞きました。 冬は風邪をひく人が多いですが、これは寒さで免疫力が落ちるから。 寒い上に疲れていては、更に免疫力は低下します。 免疫力を高く保てれば、風邪はもとより他の病気にもかかりにくいわけです。 試験勉強中に病気になってしまっても、大きく予定が狂ってしまいます。 コンスタントに勉強を続けるためにも体調を崩さないことが重要です。 免疫力を、疲れた体(お肌も!)を、疲れた心を、回復させるためには眠ることです! それも、できるだけ午後10時から午前2時の間は!! 同じ4時間眠るのでも、午前3時から4時間眠るよりは午後10時から4時間眠る方が 回復力が大きいことを知っておきましょう。 また起きるタイミングですが、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があって、 だいたい90分の周期で交代(?)するのだそうです。だから3時間で1セット。 この1セットの区切りまたは90分の区切りの頃に起きるようにすると、 スッキリ起きられるのだそうです。 たとえば午後10時に寝たとすると、3時間後の午前1時ごろ、6時間後の午前4時ごろ、 7時間半後の午前5時半ごろ、などが気持ちよく起きられる時間になります。 何時間眠ればOKかは人によって違うと思うので、受験生の皆さんには、 眠る時間帯と、スッキリ起きられる時間の法則(?)を上手に組み合わせて、 効率的に眠って欲しいと思います。 そして記憶の定着について、です。 長いこと勉強してせっかく「覚えた!」と思っても、眠らないと記憶に定着しないのです。 勉強不足の不安から、睡眠時間を削ってでも勉強したくなりますが、 寝不足の状態で勉強してもまったくムダ!! 時間と労力のムダばかりか、寝不足は体調不良を引き起こし、 悪循環にはまること間違いなしです。 かくいうワタクシ、中学生の頃から「夜更かしの女王」「不規則正しい生活」を自負し、 だいたいテストは一夜漬けで切り抜けてまいりました。 日商簿記2級まではそれでもなんとかなりました。 実際には簿記学校に通っていたので、一夜漬けの積み重ねだったわけですが。 さすがに1級ともなると、範囲は膨大だわ、計算はめんどくさいわ(もともと数学は不得意…)で、 前回講義の確認テストを毎回やるのですが、とてもじゃないけど確認テストでさえも 一夜漬けでは無理でしたね。 昼間はテレビや買い物など何かと誘惑が多いし、夜はおしゃべりな夫ぶーが帰ってきて 寝るまでしゃべりまくるので(笑)、一番落ち着いて勉強ができる時間が深夜なんですよね~。 明け方まで勉強して、昼間寝る、みたいな生活を、過去3回の試験では続けてきましたが、 寄る年波には勝てず、徹夜明けから回復するのに2日ぐらいかかるようになってしまいました。 前回の116回(昨年6月)の試験では、ぶーの転職に伴う環境の変化と、 「不規則正しい生活」から抜けきれなかったことが原因と思いますが、 試験直前にぎっくり腰もどきになってしまいました。 おかげで、試験直前の1週間で何とかねじ伏せるという壮大な計画(笑)が 台無しになってしまい、受験はしたけど惨敗でした。 それで、改心しました。 若い頃(いつ頃??笑)と比べると、頭の回転は遅いし体の回復力も落ちてるのだから、 いつまでもその頃の勉強法や生活習慣のままでは無理なのだと。 体に負担をかけずに効率よく勉強するには、やっぱり、当たり前に夜寝ないと駄目なのだと。 午後10時に寝るのはさすがに無理なので、12時頃には寝るようにして、 マンションの掃除も最小限にとどめ(許して!!)、日中なるべく勉強するようにしました。 結果、睡眠時間は6時間前後で十分とは言えないのですが、久しぶりに、 寝不足から来る不愉快さ(?)はなくなったように感じました。 試験当日のコンディションも悪くなく、変に焦ることもなく。 脳みそフル稼働できたことで、時間配分も上手くいったし、 つまらないところで致命的なミスをせずに済んだと思ってます。 また、合格通知を受け取るとほぼ同時にぎっくり腰もどきが再発!と 15日の日記に書きましたが、昨年6月に初めてやった時よりは軽い症状でした。 ところが、それで甘く見て「夜更かしの女王」に返り咲いたところ、 1週間後に突然立てなくなり、3日間寝たきりになってしまいました(←バカ)。 今はなんとか日常生活ができるまでに回復しましたけど本調子ではありません。 だから、ほんとはもう寝ないといけないんですけど……。 働きながら資格取得を目指している方等は、特に難しいかとは思いますが、 受験生の皆様に、 睡眠不足は諸悪の根元! 百害あって一利なし! ということをお伝えしたくて、こんな時間になってしまっているわけです……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月30日 04時36分29秒
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