これはいい！！

昨日の合格祝賀会では、１級担当の先生には全てお礼を言うことができましたが、
３・２級担当の先生にはまだお礼を言っていないことに、今日ふと気が付きました。

合格できたのは、１級を習った先生方のおかげであることはもちろんですが、
それ以前に「簿記とはなんぞや」から教えてくれた３・２級担当のＫ先生にも
本当に感謝しています。
２級にすんなり合格できたのはＫ先生の力に寄るところがとても大きい。

それで、某原横浜校に電話してみたのですが、あいにく不在とのこと。
いつ来るのか聞いたところ、Ｋ先生は、現在臨時講師なので
講義がない日は出勤しないのだと言われました。

臨時講師？

数年前、私が３・２級を習っていたときは常勤講師だったはず。
それが「臨時」とは、いったいＫ先生に何が起こったのか？？

よくよく聞いてみると、Ｋ先生は現在税理士事務所に勤めており
某原へは講師不足を補うために来てもらってのですって。

そういえば習っていた頃、「８月某日は所用のため休みますので、代わりの先生が来ます。」
と宣言して休まれたことがありました。
その休んだ次の回の授業には、髪を切ってやけにスッキリした頭でやって来たので、
休んで髪を切りに行ったのか？という感じでしたが（笑）、もちろんそんな訳はなく、
税理士試験を受けるために休んだと、後日、自分で明かされました。
そして、「自分も働きながら勉強するのは、かなりきつかったが、
いずれは自分の税理士事務所を持ちたいと思いがんばっている。
受講生のみんなも、先の目標は様々だと思うが、今つらくても、
その目標に到達することを目指してがんばれ！」と檄を飛ばしていたことを思い出しました。



そうか、Ｋ先生は、目標を捨てずに歩き続けていたんだ……！



昨日の祝賀会では、お世話になった何人かの先生と次はどうするのかという話になりました。
先生方も、税理士や会計士を目指したこともあったようです。
でも、講師不足の某原からの「講師やってみない？」というお誘いや、
その他諸般の事情により、某原で日商簿記１級担当講師として骨を埋める覚悟（←おおげさ？）を
されたのでしょう。

某原の常勤講師とはそういうものなのかな～と思っていたので、
Ｋ先生の税理士事務所勤務のお話は、何だか衝撃的でした。

日商の簿記１級は、会計の中では一番難しい試験と言われています。
その試験に合格し、更に他人にも教えて合格させるというのは非常に高い能力が必要だと思うので、
１級担当の講師を職業とすることそれだけで誇りに思っていいと思うのです。

でも、そんな某原簿記学校の常勤講師という安住の地に甘んじることなく、
自分の目標に向かって歩き続けていたその姿勢に感動を覚えました。

結局、Ｋ先生へのお礼の言葉は、電話に出た方に伝言をお願いしました。
直接お話しできず残念でしたが、税理士を目指すにあたって
心の支えが一つできたような気がいたしました。




Ｋ先生、税理士事務所への就職
おめでとうございます！
そして将来、
ご自分の税理士事務所を
開設された暁には

ぜひ、私を雇って下さい!!!（笑）


（でも、簿記学校の先生のままでは給料が十分ではない、とかそんな事情もあるのかな～～～。わかりませんけどね。）