|
カテゴリ:映画
映画「愛を積むひと」、とてもいい映画でした。 東京の下町の工場を閉じて熟年夫婦(篤史と良子)は北海道で新たな暮らしを始める。 良子は野菜づくりなどを楽しみ幸せな日々を過ごしていた。良子は暇を持て余していた篤史に 家の周りの石塀作りを頼んだ。石塀完成間近なところで良子は以前から病んでいた心臓病で この世から去ってしまう。良子が亡くなったあと篤史宛に書いた手紙が次々と見つかる。 手紙に心動かされる篤史、そしていろいろなことに気付かされる。 原作は「石を積むひと」だそうだが、石を一つずつ積んでいくこと、 それは日々の暮らしは石を一つずつ積み重ねていくようなことなのかも知れないと思った。 私も1年半前に妻を亡くして重なるものがあった。 言葉で表すことができない寂しさと悲しみ、そして申し訳ないと思った数々の出来事。 この映画をカミさんが元気な頃に一緒に観れたらよかった、 もっと早く映画化してもらえていればと思った。 私が今年観てきた映画の中では必見の感動の名作、そして忘れられない1本となった。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.07.01 05:35:01
[映画] カテゴリの最新記事
|