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カテゴリ:熊本の方言
私の周囲の先輩の一部の知人友人、そして兄弟や親戚から、今、よく聞かされるのは年齢を
重ねるとともに「面倒だなと思う事が多くなってやる気が起きなくなってきた」という言葉 です。 加齢とともに意欲が減退する、脳の働きと何か関係があるのではと調べてみると脳の中の 「前頭葉」という感情や意欲、創造性などをつかさどる部分が老化委縮すると、怒りが収まら ない、意欲が湧かない、柔軟性がなくなるといった「感情老化」の症状が多くなってくるそう です。 感情老化は人から意欲を奪い、気持ちを切り替えにくい状態にし、しかも、そのままの状態で 放っておくと老化は進行、身なりに構わなくなって外見も老け込んでしまったり、何かにつけ 億劫になって体を動かさなくなったり。全身の老化の引き金になるというのですから恐ろしい ものです。 そこで感情老化の進行をできるだけ遅らせること、若々しさや元気をキープする「ドキドキ すること、想定外の場面に遭遇すること」が大事とのこと。 私はまだ今のところ、いろいろな事に興味があり家事も含めて意欲減退というのが起きるのは 年に数日ありますが、これをいかにして増やさないかが今後の課題のようです。 余談ですがカミさんが元気だった頃に「やりたいことがいっぱいあるから、120歳という大還暦 まで生きていろいろな事を楽しみたい」とカミさんへ言ったところ「周囲があくしゃうつ*からや めて」と言われました。 *あくしゃうつは熊本の方言で「ほとほと困り果てる」という意味です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.24 05:04:10
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