ささやかな親孝行。
最近ちょくちょく親にご飯を御馳走するようになった。やっぱり親とは偉大なもので親孝行はしないといけないなと特に最近思う。今まで20年以上育ててもらってきて大した恩返しはしてなかった。そんなにお金がある訳じゃないし、社会人になってからも自分にかかるお金は全部自分で支出しないといけないから尚更親に何かする余裕はなくなった。それは今でも変わってない。車を買ったりして更に余裕はなくなった。でもいつからか親孝行はできるときにしとくべきだなと思い出した。親も若くなくなったしね。いつも元気で強いと思ってた親が体調を崩して寝込んだときにある種の恐怖を感じたんだよな。いつの間にこんなに弱くなったんだろうって。それに俺もいつかは、そう遠くない将来結婚して家を出ていくだろう。そうなると今よりはかなり疎遠になるはずだ。もしそのまま親がいなくなってしまったらすごく後悔するような気がする。だから一緒に墓参りに行った時や日曜の晩とかに時々車でご飯に連れて行く。今日は焼き肉を食べに行った。焼き肉なんて何年も食べてないらしくすごく喜んでた。喜ぶ顔を見ると俺も良かったなって思う。後どれくらい親孝行できる時間が残されてるか分からないけど、こんな形でしか借りを返せないけど、親孝行できたらいいなと思う。