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テーマ:着物がダイスキ♪(2125)
カテゴリ:きもの交遊録
「もしかして、結婚したの?」
着物姿のわたし、ほんの一瞬、ニコってして、左手を結婚発表する芸能人のように、すぅーっとあげる。指には・・・何のリングもございません! 「結婚?してないですよ。何でまたこんな質問を?」 これは今日、着物姿で参加した外国文化研究会のパーティーでの一コマ。 どころか!同様の質問を関係者、友人の4、5人からされたのです。 大抵「結婚」の前には「もしかして」「まさか」っていう感嘆か疑念の言葉がついてたのですが・・・(^^ゞ 銀座で130人ぐらいの出席者、記念講演を拝聴した後、ワインとイタリア料理のパーティー。 もう何年も前から勉強のために会員になっている会なので、知り合いも多く、節目となる記念パーティーだったので、初めて「着物でパーティー」で出席したら、この質問。 背景には「着物をまとって、なんか落ち着いた感じになったからだよ。」というご意見が。 久しぶりにお目にかかる人は、わたしが「着物に恋をして」いることをご存知ではなかったので、一体どうしちゃったの? というところから始まります。 着物は「落ち着き」や「おしとやか」を付与する魔力があるのでしょうか。 でも、本当に着物って不思議ですよね。 それは誰もが(常に着物愛用の人は除く)「いつもと違うわたし」になれて、それが他の人に新鮮に思っていただいたり、人のイマジネーションをかき立てちゃうみたい。 なにより「着物」から会話が始まるのが楽しいのです。 外国の方ともお話が弾むし、女性のみならず、男性とも茶道や伝統芸能のことでお話が広がります。 他にも、わたしと知り合う前に「着物にはまっていた過去」があることが判明したり。ある友人は、一時期、かなり「はまりまくり」、50枚も持っているとか。 同年代、背格好が一緒の彼女に「だったら、わたしに譲ってほしいな。」とかなり図々しい発言を。 当然、相手にされませんでしたけど! 京都からわざわざお越しの女性は「着物で参加したかったけれど、無理だった」とのこと。 その代わりに西陣織の帯地のお誂えベストを、黒のスーツに素敵にコーディネートされていました。 今日のわたしのいでたちは、江戸小紋、濃紺の極万筋、白地に藤色、深緑色などの縞や花菱など文様の名古屋帯、華やかというよりシックなコーディネート。 やっぱりパーティーだったし、未婚の私をアピールするため、また友人、知人を安心?させるためには振袖の方がよかったのか?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.12 14:15:15
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