青梅きもの博物館の鈴木館長から、ご案内を頂いてました。
青梅っていうと、都内に住んでいる人でも「遠い!」と思われるはず。
郊外、それも山奥の遠足気分でいくような雰囲気。
のどかな田舎、風光明媚、3月は「青梅の梅林・梅まつり」が有名。
一度だけですが、青梅のきもの博物館にお邪魔したことがります。
鈴木館長は皇室関係の方々、特に浜尾元侍従長と交友関係がおありで、展示の品々も梨本宮家の装束・ご衣裳や今の皇太子さまのご婚礼に関した品まで「えっ」って思うような、目を見張るコレクション。 皇室のしきたりや慣習を知るのは勿論、装束・服飾として手の沢山込んだ、精緻で美しい装飾も鑑賞できます。
そんな品々が今月が今月末まで、青梅に行かなくても(あちらから来てくれている…だから「遠くにあらず」なのです。)目にすることができます。 忙しいかたは、都心のほうが都合がよいかもしれませんネ。
逓信総合博物館(ていぱーく)(大手町駅・東京駅)
「秘蔵・青梅きもの博物館 梨本宮妃殿下コレクション 日仏絵はがきの語る100年前」
(9:00~16:30 大人600円)
この夏、青梅へ訪問した時、館長からじきじきに展示説明を、奥様からもお話を伺いました。 民族衣装としての「きもの」に誇りと愛情、そして造詣をお持ちで私費を投じて運営されているとのこと。 周辺には和もの好きさんには嬉しい「澤乃井櫛かんざし美術館」やおいしいお食事とお酒 (^^) もあります。 紅葉狩り、秋の行楽にも是非、青梅を。