先月、ひょんなことから、呉服店を経営する”社長さん”とお知り合いになりました。
男性デス。
大手のナショナルチェーンの呉服店の事業本部長役まで務めたあと、数年前に独立された方。 今日、またお会いしたのですが、「お召し」の「着流し」の粋に着こなされてました。 社長さんとわたしの会話。
<会話その1>
わたし 「男性の着付けを覚えたいんです。 わたしって、エッチなオンナってわけじゃないんでしょうが、好きな人には是非とも、自ら着付けをしてあげたいです、いつか。」
社長さん 「フッ。 (年季の入った男性の余裕か?) それがオンナってものさ…。 (顧客が女性の呉服業界にて”女のたるもの”を知り尽くした感?)」
わたしの内心: そうかわたしも「女の端くれ」だったのね…。
<会話その2>
わたし 「わたしの周りには和のお稽古事や着物にご興味のある男性が、結構いらっしゃるんです。 ”男性もきものを!”なんて、思っているから、着付け修行中の身でもちょっとでもお役に立ちたいし…。」
社長さん 「なぁに~、男の着付けなんて、簡単さ。 でもさ、財布とか細々としたものを持って歩くのがな…。」
わたし 「ほら、そうでしょう。 なんとか着られたとしても”きもの”が日常にないから、そういう所作とかわからにものなんですヨ。 そいうことを教えてくれる人って、今や身近にいないじゃないですか。 あ、でもお財布だけなら、人形袖の中ですよねぇ? いわゆる”袖の下”」
社長さん 「おっと、そうだった。 重たいだけどな…。」
わたしの内心: お金沢山もっている、ってこと(を言いたいのかな)? 今度、お店訪問するとき、余裕で値引きあり?
<会話その3>
社長さん 「今度、愛宕山の田崎真也のRestaurant Sで着物でワインを飲みに行こうか。」
わたし 「ありがとうございます。 いい着物きますよ。 (そういえば、SNSのGreeでは”きものでワイン”とかいうコミュニティがあったから、そういう方面も研究しようかな…。)」
社長さん 「お互い、住まいの駅が近いし(偶然、2駅違い)、夜とか空いているんでしょ。 連絡すれば、行っちゃっていいわけ?」
わたし 「(おいおい)いや~、その日に突然は。 愛人じゃないんですから!」
社長さん 「そ、そりゃー、そうだな。」(タジタジ)
わたしの内心: ははは…。
あ、既婚ですね。 とっても素敵な方です。 まあ、まずは「男の着物と着付け」について勉強させてもらいたいんだけど。 マンツーマンのご本人の「実地指導」でなく、当然、お店(呉服店)で…。