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カテゴリ:きものとわたし
外出帰り、郵便受け開こうとすると、受け口に無造作に切り抜きが突っ込まれていました。
「大正ロマン あふれる着物 ◇まるで夢二の世界、幾何学模様あしらった200枚収集◇ 岡 信孝」(日本経済新聞 2006年8月30日(水) 文化面) 首をかしげる…一瞬、同じマンションに入居している、 リサイクルきものネットショップの社長さんが、 着物好きの私のために入れてくれた? と思えど あっ、違う! つー君じゃない! つー君とは… この歳にして尋常ならぬ、ファザコン (←結婚しない、いや、出来ない、最大の理由)の、 わたしの父の、父の知らないところで家族内で使われている愛称・親称です。 ・・・ 日本画家、岡信孝氏は、十数年前、古美術店で竹久夢二の作品に酷似した幾何学模様の着物に目が留まる。 大正から昭和の着物で、秩父や伊勢崎、八王子で作られた銘仙の着物。 派手でもセンスがよい点、 当時の女学生は学校から帰宅したら、わざわざ着替えてお稽古事に通って、お洒落を楽しんだという話し等。 当時の服飾文化と文様や色彩について、非常に興味深いことが記されています。 読んでいるうちに、是非コレクションされた200枚の着物を見せてもらいいたい! そんな気持ちになるほど、美術的観点で着物を語っている記事です。 ・・・ 「昨今は着物ブームで」と締めくくられた文末。 私が着物に恋をして、着付けの学校に通いだした頃、 「呉服なんて、斜陽産業なんだぞ。 一体どうして。 」 と毎度の娘の突拍子のない行動やわがままに、ほんの少しだけれど、 苦虫をつぶしたような顔をした父。 今日はきっと、病院へ行き帰りに、不肖の娘のマンションに 着物の記事だから、というこで、気を利かせて投函してくれたよう。 パパ! 大好き!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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