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テーマ:たわごと(26890)
カテゴリ:あの戦争を考える
先週末は大きな台風、すぐに大地震がありました。
被害に遭われた多くの方々には心よりお見舞い申し上げます。 13日から16日まで靖国神社にて「光の祭典みたままつり」が催されました。 お盆にちなんで祀られている英霊の「みたま」をお慰めするおまつりです。今年も首相がポケットマネーで献灯を掲げたと報道がありました。 私たちはクライマックスの16日に訪れてみようかと思っていたのですが、台風が近づいていたので荒れる前に行ってしまおうと土曜日14日の夕方に出かけました。それでも雨足が時折強まり、結局靴下まで水を吸ってぐちゃぐちゃになりました。露店は出るには出ていましたが儲からなかったでしょうね。人波でごった返すはずだった大鳥居から拝殿前まで可哀想なくらい人がいませんでした。少しくらいの雨だったら構わないのでしょうけど大型台風が近づいていたら外出を控えるのは当たり前です。しかし果敢にも浴衣を身にまとった男女グループが幾つか目立っていました。グループの男の方が外国人である確率が高かったのも驚きでしたけど。 奉納された無数の提灯をしばらく眺めました。父、夫、祖父、叔父、同期へ。幕末以来の軍人兵士だけでなく看護婦として従軍された女性や疎開船「対馬丸」で撃沈された多くの児童も祀られています。献灯された方それぞれの思いが光の集まりとなって雨の中でもとても美しく感じました。 靖国問題は複雑で私自身「絶対こうだ」とは言えません。しかし祖国の為に亡くなった方々を日本人として純粋に慰霊が出来ないのであればそれはとても不幸なことです。 私が靖国を訪れるときはいつも先人に慰霊と感謝の念を奉げています。終戦を迎えてからずっと後に生まれた私ができることの一つであり、どの命をとってもかけがえのない一命であったことは確かだからです。 大雨の中、つのだ☆ひろが奉納コンサートを行っていました。通りかかったときには「Isn't She Lovely」で楽しそうにドラムを叩いていました。この人は地元の高幡不動で豆撒きにも参加しています。テレビで「高幡不動で男の子が欲しいとお願いしたら本当にできた」とも言っていました。信心深い方なのでしょうか(お兄さんの影響もあるのか?)。ホームページを覗いてみたら雨でも決行するのか、との質問に「奉納コンサートはコンサートではなく奉納するものなので観る人が少なくても関係がない」と答えていました。この辺りの姿勢は一貫していて素晴らしいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 18, 2007 10:10:48 AM
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