テーマ:小学生の勉強(1316)
カテゴリ:試験前の追い込み
心理学の基本的な話です。ちなみに、ニュースソースは臨床心理士を目指して勉強している知人です。私は心理学は素人です。教育心理学なんか20年前に習ったきりだしな。
で、読んだのはこれ。 読んだ動機は、どうも学習障害の人たちは学習記憶は弱いけれども、エピソード記憶は一般の人よりも強いから、それを学習に生かせないかと思ったから。そのうち元気が出たらレビューを書きます。 一般的に。 学習するときには「リハーサル」を繰り返します。リハーサルとはぼそぼそと何回も覚えようとつぶやいたり、書いたり、見たりする作業のことです。 複数の事柄を覚えるときには”初頭効果”と”新近効果”というものが現われます。つまり、一番最初に覚えたことと、最後に覚えたことはよく覚えているということ。 覚えたことを思い出してノートに書くのは「再生」と呼ばれます。いくつかの選択肢を見て、ああ、これが正しかったと確認するのは「再認」と呼ばれます。再生の方が難しそうですが、再認の方が難しいこともあります。 これを踏まえて。 授業では重要なことをまとめた表や図を最初に書きます。これさえ覚えておけば、まあこの授業は70点かな、というまとめです。 授業の真ん中あたりはその説明と演習です。 最後にもう一度まとめの表や図をみてそらんじさせます。 最後にテストをしてまとめの表や図を「再生」させます。 これが目標なんだけど、できるかなー。 学習しょうがいの場合には、リハーサルに数字と文字の代わりに図や立体物を使い、体験を重視します。彼らは学習するときに、「エピソード」としてその詳細を覚えています。 これが全く良く覚えているんだよ。細かいところまで。 でもその後の再生や再認の作業は私の腕では同じです。ここも変えられるといいんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.12 15:45:09
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