カテゴリ:お仕事
成績をつけました。
人に評価されたことはあっても、人を評価するのは初めてです。 下馬評レベルの評価もあえて避けて通っていました。 名前を見ていると、こんなに頑張っているのにこれだけしかつけられないと思って涙が出てきます。辛い。辛い。 だから、名前を非表示にしてつけようとしました。 でも何回も何回も見ていると出席番号も覚えてしまう。 出席番号も非表示にしました。 後は黙々と点数を集計して、提出物点を加点して、教務から出てきている「お勧め評点人数%」になるように評価基準を切り分けてExcelの関数で無慈悲につけました。そう、人間だと思うと辛くて辛くて涙がでるので、試作品ナンバー1から試作品ナンバーXまで数字だけ眺めて。 試作品の評価は何度もしているので、評価基準さえ明確ならば評価はつけられます。 商品開発の試作品は評価が低い場合には早め早めに見切りをつけることです。限られた時間で高いパフォーマンスを上げるには早いほどいい。 人の場合には360度から眺めて、「現在の評価は低くても、ここを伸ばせば伸びる可能性がある」というところを評価が低い人ほど手厚く手当することです。まだ一学期。手当てする時間はあります。 「評価基準は出ました。私が出した複数の案から一番厳しい評価基準が理科会で決定されました。もう、中間期末の点数は変えられない。評価基準も変えられない。でもまだ皆さんの運命は変えられる。まだ提出物が出ていない人。ボーダーライン上の人。たくさんいます。提出物を出して運命が変わるなら、私はぎりぎりまで待ちます。評価提出の締め切りは○日の○時まで。その30分前までに未提出の人は提出してください。」 相当数の生徒さんが呼びかけに応じて提出してくれました。 運命も少し変わりました。 後は上司の理科主任の判断になります。私にできることは祈るだけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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