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カテゴリ:歯列矯正
歯医者の先生から、「別に今すぐに決めなくてもいいよ。ゆっくり考えてね。」と言われた長女だが、「矯正する。検査してもらう。」ということになった。
床矯正(しょうきょうせい)とは、顎を広げて、永久歯の生えてくるスペースを作る治療。上顎と下顎にそれぞれ専用の装置をつける。装置にはスクリューが付いていて、専用の器具でネジを回すと、回転して装置が広がる。(1回回して何ミリだったか忘れた)
先生の説明によると、大人は上顎の真ん中に骨があるのだけど、子どものうちはここが細かい繊維でつながっているから、顎を広げることが可能なんだそう。
ただ、これは個人差があって、早い子は11歳くらいで固まってしまうし、13歳くらいでも広がる子はいる、とのこと。
歯科医院によって違いはあるが、歯科用セメントで固定して治療するやり方と、固定せず取り外し可能にし、食事の時は外す方法があるようだ。
前者の場合、慣れるまで喋りにくいし食べにくい、はずせないので食事をした時に食べ物が引っかかりやすい、などのデメリットがあるが、装着期間は取り外しタイプより短くて済む。
後者の場合は、取り外し自由なので、意識して真面目に装着できる子はいいけど、やっぱり着けるとわずらわしいので、装着するのは家に帰ってから翌朝まで、という子も多い。固定式より治療期間は長くなる。
よその歯医者さんにかかっているお友達で、この取り外しタイプをしている子を何人か知っていたので、先生に聞いてみたところ
先生 「取り外しはできません。固定します。」
とのことだった。どうする?何か大変そうだよ?と長女に聞いてみたけど、「する。だってキレイになりたいもん。」と言う。
更に、先生の説明によると、床矯正をしても将来抜歯をしての治療が必要になる場合があります、ということだった。
その時は・・・仕方ないか。このまま何もしないと、ひどい歯並びになるのは間違いないし、本人はやる気になってるし。
そう。本人の気持ちが一番重要なのだ。口の中にあんな異物を何ヶ月もはめておかないといけない、というのは大変だ。痛いこともあるだろうし、歯磨きも大変だし。
ちなみに費用のほうは、これも歯科医院によって色々かもしれないけど、1つの装置と治療毎に細かく値段設定している所と、前期治療(混合歯列期)と後期治療(永久歯)、など大まかに分けてある所とがある。
長女のところは後者の方。初めの検査に2万円、次に、装置を着けるのに一括で31万円。後は、月1回の調整に3150円。途中で違う装置をつけることになっても、追加で大きいお金がいることはない。
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