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カテゴリ:子ども
昨日、長女から聞いた話。
クラスの一部の仲良しグループの子たちが、夜な夜なLINEだかチャットだかで遊んでいて、就寝が深夜になっているらしい。
「そんなの(スマホ)子どもに持たせるもんじゃない。大人になってからでも十分間に合う。」
と、担任の先生がため息をつきながらぼやいていたそうだ。
長女 「昨日、〇さんはお布団のなかでこっそり△さんとLINEしてるのをお母さんに見つかって、めっちゃ怒られたんやって。」
う~んめっちゃ怒られた…か。でも、それってお門違いじゃないかなぁ、と私は思う。だって、子どもが幾ら欲しがったとしても、結局買い与えたのは身近な大人なんでしょ。
大人だって夢中になってしまう物を、悪影響が予測されるにもかかわらず与えてしまった大人の責任は大きい。
長女 「〇さんらは、8時から12時くらいまでしていたらしいよ。」
私 「それじゃあ昼間、眠いやろうね。」
長女 「うん、いつも眠いって言ってるよ。」
私 「は~、スマホって時間泥棒やね。」
長女 「あ!もしかしたら灰色の男達が、時間を奪う新しい手段として(スマホを)開発したんかも。」
「時間泥棒」や「灰色の男達」とは、私と長女の愛読書であるミヒャエルエンデの「モモ」に出てくる悪者のこと。
「モモ」が日本で出版されたのは80年代だったかな?それから約30年たって、時間泥棒は鳴りを潜めるどころか、その影はどんどん濃くなっている感じがする。気をつけないと、あっという間に取り込まれそうだ。
今の小学生以下の子どもの育つ環境は、本当に厳しいなぁと思う。未来を予想するのが怖いです。天国のエンデはどう思っているのだろう。
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