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カテゴリ:子ども
長女は6年生。登校班では班長をしている。以前から、一部の子達が自分の言うことを聞いてくれなくて、ちゃんと並んでくれない、とこぼしていた。
一度注意すると相手は色々文句を言ってきて、自分が嫌な思いをするし、他の子が「班長の言うことを聞きなよ」と言っても、聞かなかったり反論したりするから、誰も何も言わなくなったとか。
私が態度の悪い子のお母さんに「これこれこういう理由でうちの子が困っている。」と伝えたら、お母さんからその子に雷が落ちるだろうけど?と長女に言ったら、次女と声をそろえて
「それは絶対ダメ!」
はいはい、言ってみただけよ。
次女曰く、長女の言い方が柔すぎる、らしい。もっとハッキリ大きな声で(毅然とした態度で)言えばいいのに、と。そして、
「私、もう班長辞めたい。」
と言う長女。う~ん、辞めたい気持ちは分かるけど、もうちょっと頑張って注意してみなよ~、向こうの態度が悪いんだから、遠慮することないよ~と私は言ったのだが、長女の言い分はこうだった。
その子達の態度で嫌な思いをしているけれど、その子らも近所の遊び仲間であり、関係を悪くしたくない。それに毎朝登校班で顔を合わせるのに、下手に反感を買ったら自分が孤立する。そうなると辛い、と。
まぁ、確かに…でもねぇ…。私は次のように返した。
「朝の登校でそんなに思い悩むことはない。態度が悪い子にはハッキリ注意するとか、できることはして、それでも言うことを聞いてくれないから「私、班長を辞めたいです」って言えばいい。それで反感を買うような事があったら、我慢して登校班で行くことはない。あなただけ別に行きなさい。お母さんが一緒に学校まで歩いてあげるから。」
そうしたら、長女、涙をぽろぽろこぼして泣き出した。どうも、そこ(自分だけ孤立する)が一番不安だったようで、私の言葉に安心したらしい。
ちょっと元気になった長女は、月曜日に班毎の集会があるので、そこできちんと自分の意見を先生や皆の前で言う、と言って寝た。さぁ、どうなるかな。
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Last updated
2015年08月30日 00時59分58秒
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