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カテゴリ:仕事と人間心理
何でも、そこの会社、現場で働くデモンストレーターに一言の断りもなく、ギャラを一方的に下げたばかりか、遠方手当までもカットしたと言う。 「◯月◯日に△△市に仕事に行ったぶんのギャラが入ったんですよ。入金額を見て、ふと首をかしげたんけれど、事務員さんの計算間違いということもある。だったら、明細が届いてから連絡してもいいと思って」 その明細書が今日届いた。 封を開けて、びっくり玉手箱だったわけね。
会社に問い合わせの電話をかけた彼女に、社長は 「こんなご時世だからウチも経営が苦しくて。やむを得ず、今回からその条件にしてもらった。申し訳ない」
電話を切った後も彼女の怒りはおさまらなかったそうな。 当然だ。やりくりの苦しさは、このコロナ禍を考えれば、現場に入るデモンストレーターも理解できる。問題は、そのデモンストレーターたちに無断で勤務条件を改悪したことだ。 もし、社長が事前にそのことをデモンストレーターたちに表示し、 「これこれしかじかの理由で、今後はこの賃金と勤務形態になりますが、どうかご理解とご協力をお願いします」 としたでに出ていたら、彼女の態度も違っていただろう。
「従業員に断りもなく賃金を下げることは法律違反ですよ。労基に相談してみたら?」 と返信した。 彼女からは、 「そういうことをする時間も手間も、さらには労基に行く交通費ももったいない。ここの会社の仕事を2度としなかったらいいだけ」 と。 ううむ。それが1番かもね。
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最終更新日
2023.02.03 23:06:56
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