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カテゴリ:仕事と人間心理
(注)5月11日に書いた記事。 ごくたまに、商品を宣伝販売するにあたって必要な試食のレシピを、デモンストレーターである我々に丸投げするメーカーがある。 「各調味料の量は適当に」 「あなたの好みの味付けで」 などなど。 困るんだよね、こういうの。 家庭で食べるんじゃないんだから! 試食するお客さんに説明しないといけないんだから! それでも、試食品が作り慣れたメニューなら許容するが、フランス語だかイタリア語だかスペイン語だか、とにかく聞いたことのない、舌を噛みそうなネーミングのメニューならお手上げ。 もっとも立場上そんなわけにいかないから、似たような感じのメニューをネット検索し、それを参考にこちらで何度も試作を重ね、数値(分量はもちろん、煮込み時間や火加減その他)を弾き出すんだが、これが思いのほか手間がかかる。 本来ならメーカーが取り組むべきレシピ作成をこちらに押し付けたぶん、ギャラアップして欲しいと、強く思う。レシピ作成料なる特別手当が欲しいのだ(本音を述べたら材料費も)。 とは言え、田舎者で芋の煮ころがしとか菜っぱの煮浸しとか、そういう泥くさいものを食べて育ち、外食も滅多にしない(胃袋の大きさの関係で。カレーライスにしろラーメンにしろピラフにしろ、私にとっては量が多すぎるのよ、外食は)私みたいな者でも、探求したら、あちらの、少なくとも一般料理は作れるし美味しいとも感じるのだから、国や地域を問わず、家庭料理ってどこかで共通点があるのだろうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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