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テーマ:料理・食べ物(545)
カテゴリ:健康と生活
名前をど忘れしてしまったが、30数年前に読んだ料理本の著者が、家庭料理について、こんなふうに定義していた。 1、手間がかからないこと。 2、旬を取り入れていること。 3、経済的であること。 4、栄養のバランスが取れていること。 5、食べ飽きないこと。 そして、仮に欠けた食器に無造作に盛られていても、美味しく感じることだとも。 さらに、融通が効くこともあげていた。 例えば、フリカッセをメインディッシュにした時、この著者の子どもさんは 「これではご飯のおかずにならない」 と、じゃこや漬物を加え、著者は 「これぞ家庭料理だ」 と、あらためて思ったとか。 確かに。 これらの点に加え、個人的には、良い意味でのええ加減さと言うか、応用の広さも求めたい。 例えば、きんぴらごぼうを作る時にごぼうがなかったら、ごぼうをこんにゃくやさつまいも、れんこんなどに代替する。 例えば、時間がない時は、市販の炒め物を買ってきて野菜なり肉なり加えて新たに炒め、薬味(唐辛子、ゆず、生姜その他)で調節してオリジナルな味にする。 食事は日々のことで、しかもプロではない家庭料理人のほとんどは、ある意味、金銭とは関係ない。 時におおらかさもないと、作る側は持たないよ。
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最終更新日
2023.06.03 23:02:39
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