|
カテゴリ:仕事と人間心理
こんなタイトルの記事が、雑誌「暮らしの手帖」に掲載されたのは、私が小学校高学年の5年生か6年生の時だったか。 西暦であらわしたなら、1967年か68年のことだ。
岡山南東部の、ブドウ栽培以外はこれといって特徴のない農村の一件しかないよろず屋の店頭にすら、日々テレビでコマーシャルされているチョコレートが所狭しと並んでいたところからも、それはうかがえる。 実際、私やいとこたちが当時から子どもたちに人気のあったグリコのポッキーやら森永のチョコフレークやらを口にするのを見るたび、大正13年生まれの亡父は言ったものだ。 「昔は砂糖は貴重品じゃったから甘いもんなぞ食べられなかった。ワシのちいせえ(幼い)時分にゃ、どこの家も子どもに祭りの時に5つか6つアメ玉を買うてやるんがやっとじゃった」。
「諸君、砂糖に警戒したまえ」 の記事だったから、少なからぬインパクトを読者に与えた。
それでも、砂糖を必要以上に摂ることが身体にマイナス面をもたらすことは、読んでいてわかった。
砂糖は、警戒レベルを超えて、すっかり悪者にされた感がある。
宣伝販売の仕事に長年就いてきた私には、 「諸君、砂糖に警戒せよ」 どころか、 「諸君、砂糖に敬意を払いたまえ」 と本気で勧めたい場合もあったし、現在もあるのだが。 そこいらを、順次、書いていこう。
この子も、チョコレートもドーナツもシュークリームも、つまり甘いものが大好きな子だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.03 15:37:15
コメント(0) | コメントを書く
[仕事と人間心理] カテゴリの最新記事
|