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カテゴリ:終活と断捨離
「ご自由にお持ち帰り下さい。以下云々」 との貼り紙と共に置いていた、羽子板についに引き取り手があらわれた。 めでたし。めでたし。
「家が手狭だし、雛人形と共に保管場所に困っている。共働きだから飾る時間も貰える人を見つける時間も方法も見つからず、と言って寺院などにお焚き上げを頼むには費用がかかる。ゴミとして処分したい」 旨のラインが届いた。
「なるほど」 と納得できる面もあり、それならば欲しい人に無料で持ち帰ってもらおうと、我が家のガレージに置いてみることに決めたのだ。
ある仕事仲間はこぼした。 「義母(姑)が結婚する際に義母の両親が用意してくれたきものがたくさん残っているんだけれど、ある年齢から葬式ですら義母はきものを着なくなったし、嫁の私も娘も娘の娘もきものを着る機会はない。そもそも興味がないワ。この先、義母の介護の負担が増えると私も大きな片付けが辛くなるだろうし、と言って品物自体は立派なものらしく、それ以前に義母のもんやから売るのも捨てるのも勝手に出来へんし、うーん、本当にどうしたらええんやろね?」。
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最終更新日
2023.12.30 15:52:07
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