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カテゴリ:仕事と人間心理
私がまだ高校生から大学生だった頃、テロ組織による企業爆破事件が連続しておこり、その容疑者の1人とされていたS・Kらしき男性がこのほど亡くなったニュースは、本題をそれたある別の面でも、我々の口をあんぐり開けさせるにじゅうぶんなものだった。
私の友人は、 「一昔前前ならともかく、現在の日本でもそんなことが出来るんや」 と驚いていたけれど、個人的にはさもありなんと思うね。
日雇いだからね、身分は。 ぶっちゃけ「人足」がそろえばいいんだよ、と内心で思っている雇用主もいないわけではない。
残りは、履歴書と、お互いに必要な事項を確認し合うだけで終わり。 ネットで応募可能な現在では、履歴書提出や対面面接さえ不要な派遣会社やエージェンシーもあるのではないか。
そういう世界の求人は最近では主にネットで行われ、仮に自分はアナログでもスマホを持つまわりから情報をキャッチすることは出来る。 「毎日、あそこに◯時にいれば、現場に行く車が来る。ギャラはその日払いだ」 との仲間からの口コミを頼りに、実際にその場所へ決まった時間に赴いてみればなるほどそれらしき車が現れて責任者みたいな人間が降りてきた、なる話は時折り聞く。 で、責任者であろう人間は、いちおう集まった者たちを(目で)選別するのだが、中に 「どうもコイツは」 と感じたり、 「ちょいとワケありそうやな」 と思う面相があっても 「ま、エエか。今日1日ぶんの仕事さえしてくれたら。こっちは人がおれへんさかい」 と、そのまま現場に連れて行くケースは、少なくないのだそうな。 何ともイージーというか、ゆるいというか。
最後のセイフティネットとなることもあり得る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.02 19:07:32
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