|
カテゴリ:仕事と人間心理
ニュースでは、「災害級」との形容詞をつけて繰り返し放映されていたが、確かに誇張ではなかったと感じたくらいに異常だった。
このことと、ここ10年来、毎年毎年暑くなる頃から目立ち始める、大型スーパーやホームセンターなどを1日中ウロウロしている高齢者の光景とは、関連がある?
かような高齢者。ほとんどは、店の開店前から店の扉付近にズラリと並ぶ。 その表情からして、エアコン節約目的が見え見え。
彼ら、開店するやなだれ込み、店内にあるベンチや、自販機はもちろん安い値段で飲食を提供してくれるフードコート内の椅子に座り込み、日がな1日、何をするでもなく過ごす。 店によっては大型テレビをそなえているフリースペースもあり、また同じような仲間もいることで、特にすることがない人でも退屈することはなかろう。
もっとも、呆けたとまではいかないまでも人生に疲れたような表情でテレビ画面を追い、同じ仲間としょーもないお喋りをし合っている姿をまのあたりにすると、いくらエアコン節約が目的でも、ああいう老後は送りたくないな、と強く思う。
とは言え、エアコン節約目的で1日中大型店舗をうろうろしている人に趣味や関心ごとがないとは思わない。 本当は趣味を同じとする人同士の集いに参加したり、習い事教室に通いたいのでは? でも、そうするためにはゆとり(=お金)がいるよね。
今の物価高で年金だけでゆとりある生活を手に入れている人がどれだけいるのか。 朝からエアコンがんがんでは、確かに年金暮らしにはキツいことだろう。 たから、 「月に◯万円でも収入があれば」 と考え、求職活動をする高齢者がいるのだ。
主に健康面の理由で70歳になったらリタイアするつもりの私だが、くだんの理由により、 「いや、辞めてはダメだ。細々とでも仕事しなきゃ」 とも感じる。
写真は、祇園祭りの一光景。 40代だったかつては、この祭りに付随した販売にも携わったものだが、、、67歳になった現在では、とても無理だな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.14 22:51:45
コメント(0) | コメントを書く
[仕事と人間心理] カテゴリの最新記事
|