KOKO のアリゾナぐる～ぶ記

ブライアンが急遽他のバンドのヘルプの仕事に行くという事で、私も単独お出かけ。
初めて一人でボウリング行こうと思ったのですが、4時間は持たないだろうな。（高いし）。

あ、そうだ、なんか、ヘンなサーカスがツーソンに来てるようだ！
ちょうどその日も公演があるので、チケット取ろう。

一番外側の安い席しか空いてないけど…　まあモールのパーキングに来てる仮設サーカスだし、そんなでかい会場ではないだろう、と＄20の席を取りました。おー、なんだか急激に楽しみ。


開園まで数時間あるのでまずはボウリング場に。
ブライアンはうらやましい！と言いながら仕事へ。

受付け行ったらなんと



「リーグが始まるから15分くらいしかできないよ」


と言われて断られてしまいました。
えー、このすっかすかのボウリング場がそんなに埋まるの？？
これからオイル塗りをするので一時閉園状態になるそうです。





このボウリング場、2回に一回はこういう感じだ！
まあこのばかでかい施設の維持に貢献してるのはリーグなのであろう。


仕方なくサーカス会場のモールでショッピング。
ツーソンモール久しぶりやー。




このフィルター、白髪探知機？？
昔のマネキン怖いけど、最近ののっぺらぼうとか顔半分とかも怖い。






関係ないけど最近はやりのポートレート風フィルター。


​​Forever 21 (私はだいぶ無理があるが）​に入って3分で火災報知器の「火事発生、ただちに避難せよ」の警告が鳴って、また追い出されるんかい！と思たら誤報でした、と。




閉まってたけど、私好みの不気味なお店。




この週はケト解除してたので、クレープを食べました！

なにやら中東系のお店らしく、ハンサムなお兄さんが丁寧に作ってくれました。
もっちもちのクレープ生地にコンデンスミルク、ホイップクリームにパウダーシュガー。
ケトお休み中は親の仇のように糖分摂ってしまいます。
（というか、普段食べる物にどれだけ糖分入ってるかを意識してしまう）。



ここのディズニー・ストア、なくなっちゃったんだー
高校留学で初めて来たときは夢のようだったなー。
店の奥中央にこれでもかとディズニーキャラのぬいぐるみが山になっていて、子供が飛び込んでたなあ。
でかいモニターには常にディズニーアニメ。当時は高いVHSが期間限定でもったいぶって販売されていたぐらいだったので、ディズニーアニメは貴重でした。


アウトレットモールのディズニーも撤退したので、もうツーソンにはディズニーストア、無いのね。
まぁネットで事足りるんだけど（←だからだよな）。

2階建てのかなり大きなモールだけど、購買意欲は沸かないなあ。
日本人のアメリカ観光でモールは必須ですが、こっちでは子供（ティーン）が行く場所、って感じなんです。だからアパレルとかゲームの店が圧倒的で、驚いたことに3件に一件は日本のアニメ物のグッズを売っています。鬼滅とかナルトとか、多分ネットフリックスでやってるのでこちらでも大流行。私はあんまり興味ないんですが、ここまでくると見なきゃ、と思ってしまいます。


そうだ、サーカスのでかいテントってもしかしたら寒いかも？？
と思い始め、羽織れそうなジャケットを買いました。
よし、買い物したぜ。シーズンオフで＄8くらいだったけど…。​​




さぁさぁ。サーカスだよ！
何度も書いたことありますが、私の人生初の「なりたい職業」はピエロだったくらい、サーカスが好きでした。が、これは「パラノーマル（超常現象）サーカス」と銘打たれていて、13禁だったかな？17歳以下は大人の付き添い必須の妖しいサーカスだそうです。





テントに入ると早速怪しい雰囲気。



うっすらスモーク。
たまに飛び上がるくらいうるさい

「バシッ！」


という音が。どうやらこの血まみれのお兄さんが棒で床を叩いてる音らしい。
ちなみにここのスナックの売店のおじさん達もゾンビ風メイクに血のシミだらけのシャツ。
接客はいたって普通のおじさん。
これの為にちょっと早く準備するんだろうな（笑）。

コンビニの7倍するフローズンドリンクを買いました。
ひえ～。また砂糖物だぜ。

会場はこのさらに奥。狭いトンネルを通るのですが、なんか変な人立ってる～！
お化け屋敷やん。ちょっと脅かしてきたけど私も一人だったのでちょっと遠慮がちだったような（笑）。
私の去年のハロウィンのほうが怖いぜ。



なんせ薄暗いので私の安スマホカメラでは無理がありました。

会場はやはりそんな大きなものではありませんでしたが、超満員。
席案内の人はゾンビナース。一つだけぽつんとあいていた私の席の両側は…
ODBさん。本当にアメリカ人用か！？と疑問になる小さな席はさらに半分に...。


ちょっと前までなんとかディスタンスとか言ってたのに（笑）。

そして予想に反して、会場は熱気で暑かったです。




なのになぜか私達の前の席は一列誰も座っておらず、まあ視界は快適かな。

最初はゾンビお兄さんたちのブランコアクロバット。
ベタにスリラーで登場。

全員ブラック、なんかストリートパフォーマンスみたいで超カッコよかった。
でもゾンビの、ランダムひきずるような歩き方しながらリズムよくアクロバットするのって超ムズそう。


そしてエクソシストのオマージュっぽく、2人の神父がベッドに乗ったネグリジェの女性を運んでくる。
何か気持ち悪い動きをしてるのでコントーショニスト？と思ったら、ハーネスで空中を回りながらいろいろやる人でした。なんとお団子っぽくした髪だけで吊るされて舞っていました。





んで、こういうメインパフォーマンスの間に二人のお笑いコーナーみたいなのがあって、最初はちょっとなげーなーと思ってたのですが、だんだんツボってきます。結構きわどい下ネタ、ホモネタも多く、年齢制限gがあるのもうなずけます。客も巻き込んでそうとうえげつない事もしてましたが、こういうショーだと初めから言ってるので怒る人もいません（一人むっとしてたけど）。




ちょっとエッチな男女のアクロバティック。



レクター博士風にす巻きにされて登場したお兄さんは、拘束を解きその紐で華麗な空中アクロバット。演出が泣ける（笑）。もちろん過酷なトレーニングがあるんだろうけど、いいなあ、飛べるの。





入り口でバシバシやってたお兄さんは最初はナタで死体（人形）を解体？しながら登場。そのナタでジャグリングをしたのですが、すっごい高速で驚き。その後輪っか10本くらいでジャグリング、何度も失敗して、やっと成功した時に割れんばかりの拍手喝采だったんだけど、私は一番最初のナタの方がすごいと思ったんだけどなあ。





オルゴール人形のコントーショニスト。
しんどそう。





スタンダードだけど普通にすごい綱渡り。
途中から真ん前に、さすがの私でも言うほどの、頭のでかい夫婦が座ってしまい、すごく残念。
なんと誰かとズームでサーカスを見せながら会話を始めてしまい、驚愕の非常識ぶりにみんなイライラ。
でもしばらくして(なぜか入れないはずの小さな)子供がぐずって退場。


何しに来たんだー！


ちなみに15分押しくらいで始まったのに中休憩があり、（もちろん有料で）ゾンビたちとリング中央で写真を撮れるあれがあったので、撮りたい人がいる限り休憩が続きました。


まぁね、ドサ周りのサーカスだし、維持費も大変な事でしょうね。
入り口の棒バシバシ兄さんもジャグラーで出演者の一人だったし、仮面を売ってる人も髪の毛ブランコのお姉さんじゃないかな？パフォーマーさえそんなところに駆り出されて人件費削減かな。かっこいいクロウコスチュームの席案内お兄さんも照明やってる所が見えました。日本だったらキャーキャー言われるタイプだな、と思ってたらやっぱり一緒に写真撮ってもらってる女の子たちがいました。遠目だったので顔はよく見えなかったけど。


クロウ。





トリはこのハムスターの車輪みたいなやつ。
2つの車輪の大回しじゃ。

一人は車輪の上に乗って暴れていました。
結構高い所で、しかも命綱もネットも無し。
頂上に来ると開脚跳びとかしてたけど、私、地上でもできない！


最後はまた出演者全員でスリラーでフィナーレ。


ホラー好き、フリーク好きの私にとってとても素敵なコンセプトのサーカスを楽しめました。
また来たら、時間があったら行きたい！


とても濃い半日でした。