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カテゴリ:日常
数か月前の事、もう保険セールスとか選挙アピールとかでしか鳴らない我が家の固定電話。鳴っても取らない。月数ドルだし、ブライアンはマニュアル型なので固定を残しておきたいと言ってましたが、その電話が鳴りました。
なんと、40年も連絡が途絶えてていた姉から 「もしかして私の弟じゃないですか?」 とメッセージ。 父違いの姉ちゃんは同じくツーソンに住んでいてたま~に会いますが、母違いの姉ちゃんがいるという話は聞いていたものの、ブライアンの父ちゃんはブライアンが17歳くらいの時に亡くなっていたし、数回しか会った事がなかったそうで、生死も知る由もなかったと。 また、ブライアンの父ちゃんの生家は資産家で、父側の祖母は冷淡で嫌な感じだったと、印象はそれだけ。 まあブライアンの父ちゃんはちゃらんぽらんのミュージシャンで(笑)死因もオーバードースだったので、勘当状態だったのかもしれません。(彼が生きてたら私すっごく仲良しになってたと思う)。 腹違いの姉ちゃん。 何だろう!って思いますよね。 すぐに連絡を返さず、予測大会(笑)。 ま・さ・か・金貸せ、じゃないよね? それかもうすぐ逝くので会っておきたいとか? んー、わからん。 ブラアインが数日後、おそるおそる連絡してみたら、結構探してたみたいで、お金を使ってまでウチの固定電話を探し当てたそうです。んー、ネット使えるなら結構簡単に見つかるはずだけど…。まぁちょっと高齢だしね。 いろいろ近況を報告しあい、意外と近いフィニックスに住んでる事がわかり、今は歯が抜けてて治療中で誰にも会いたくないけどそのうち… という事で長い電話は終わったそうです。なぜか(というかやっぱり)$500送金されて来ました。 こーれは… 手放しで喜べない。 今まで生きてきて、無料金(ただがね)の怖さを知っている。 とりあえず私は喜ばず、ブライアンに全額です。 何か怖いもん。 その勘が当たったというか何というか、彼女はメッセージより電話を異様なほどせがみ、数日でも開けると 「どうせ私の事なんか」 「バンドの大きなショーでお忙しんでしょ!」(←嫌味) 「KOKOが側にいるの、彼女が電話をさせてくれないの?」 「もう連絡してこなくていいわ、さようなら」 とか… 68歳地雷女! 重い! ってか、彼女かよ!?? ブライアンはもともと電話嫌い、束縛嫌い、人間付き合い大っ嫌い。それでもちょっと高齢で孤独で病院通いの彼女に同情して頑張って電話をしていますが、毎回 「もーネチネチすぎて気が滅入る」 とげっそりしています。 40年も会ってない、彼の人生も性格も全然知らないのにあんたはこうだ、とか、あんたの奥さん大丈夫なの、とか、嫌な女というより、すっごい狭い世界に暮らしてたんだな、と思える。普通どっかで気づきますよね、他人に口出ししないとか、こう言ったらもう電話しにくいだろうな、とか。離婚歴もあるみたいですが、歴代の旦那、彼氏、こんな重い女相手にするの、大変だっただろう。しかもやたらお金持ちの家で育ったから、あんまり口答えする人とかもいなかったんじゃないかな。そういえばブライアンが一番最初にメッセージを送った時、 「お前もこの女とやりたいのか!」 というテキストが返ってきた。 えー--------!!!! 明らかにDV男が彼女のスマホ見て返信してますよね。 この女にしてこの男あり…って 歳考えたら吐きそう…。 とにかくこの束縛姉ちゃん、ちょっと冷たくするとまたちょっと送金してきたり、遺書(財産分与)を書き換えようと思ってとかそういう事をちらつかせて何とか気を引いてこようとする。 ブライアンはそんな事は一切期待してないし、病院通いとか孤独とかそういうかまって女がよく使う手を鵜呑みにして、話し相手としてたまに電話をしている。案の定、数日前 「私、癌みたいなの」 と。 かろうじて40年前の事を覚えていたので彼女が本当に姉ちゃんなのはまぁ疑いようのない事実だろうと言ってますが、じゃなきゃ私、絶対に詐欺だと思ってた事だろう。 ま、詐欺だったとしたらとんでもない間違ったウチを狙ってるわけですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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