|
カテゴリ:日常
G話です。苦手な方はご遠慮ください。 私のにぶい感覚ですが、今年の夏は例年より涼しい気がします。 もちろん日中は乾燥機みたいな体感ですが、深夜の空気はまだ涼しい。 今年はGが少なそうだ! と思ったら大間違いで、例年より遭遇率150%アップです。 何よりウチに3回も出やがりました! しかも鬱になるくらいでかい。 一回目のは書きましたね、2回目も床だったので、このために常備してあったプラスチックのカップで捕獲できました。 3回目、もう殿様Gというくらいでかいヤツだったんですけどこいつも何とか透明カップをかぶせて捕獲。ここから内側に上って行くのをうかがって(これも注視しなきゃいけない嫌な作業)、下に置いたフタにずらして乗せるという技をしなければなりません。 カップの天井のほうに上ってくれたところでちょっとだけ持ち上げてフタにはめようとしたその時! ぽとっと落ちてすき間から逃げてしまったのです! 叫びました! やっちまったーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!! キッチンのすき間(何でこんなところにすき間があるかね!???)に入ってしまったようです。 もうどうしようもありません。 殺虫剤をスプレーし、嫌がるというベチバーアロマをあちこちスプレーし、ホイホイと毒水を買ってきて沢山仕掛けました。 それからキッチンに立つのが恐怖になりました。暗いと出てくるので電気はつけっぱ。使う前はあちこちバンバン。ブライアンにもキャットフード放置絶対厳禁。大雑把で目が悪いので必ず何粒かこぼすし、もうおもてなししてるようなもんじゃない! それから一週間以上出てこないので、もしかしたら死んでくれたか、勝手に出てってくれたかと思うようになりました。しかし世の中そんなに甘くない。 昨日、さあ夕食!という時にフライ返しなどが雑多に入ってる平たい引き出しを開けたら… ぎゃあああああああああああ!!! 猫も飛び上がりました。 思いっきり閉めて放心状態になっていたら、私の悲鳴が世の中で一番心臓に悪いと言うブライアンが 「ころす!」 と言って立ち上がりました。 頼む! どうしてほしいと言うので、もうしょうがない、猫達の為には使いたくないが、スプレーかけてくれ。 真っ黒ででっかい、しかもリアルなGの絵が描かれているスプレー。 ブライアンもびくびくしながら引き出しをちょっと開けて、全体に噴射して閉める。 しばらくして開けて、まだぴくぴくしているもののひっくり返ったGさんの実況中継。 「もう死ぬよ。ごめんなー。」 Gさんに謝っています。 私だって人間のエゴでごめんって思うけども、そろそろびっくりキッチン終わりにしようぜ。 ここまでやってなんか寝ようとしてたので 「ちょちょちょっと、トイレに流してきてよ!」 と懇願。 本当に完璧なのは何事も絶対最後までやり抜かないポリシーだけだよな。 へそを曲げたらやばいので心のなかで私は吐き捨てる。 しぶしぶトイレットペーパーで掴んでトイレへ。 私は鳥肌立ちながら遠くで背中を向けて、トイレの水音に耳をそばだてる。 ここ一週間の恐怖が終わる音を。 狭いウチですよ。 台所からトイレまで数歩ですよ。 ここで恐怖の一言を私は聞くことになりました。 「あれ?」 なんかバタバタしてる様子。 私は頭を抱えて日本語で叫んでいました。 「うそでしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」 うそじゃないんです! トイレに紙を落としたらいなくなってたと言うのです。 もう死んでるから、とか言うけどそういう問題じゃない! じゃ何でいないん!!!!???? さすが漢字変化第一候補、不頼案は伊達じゃないぜ、マイクロソフト様は何でもお見通しさ! 恐怖の対象がキッチンからトイレまでに広がった! 結局次の日私が猫のトイレでお陀仏されてるのを見つけました。 鳥肌立ちながら頑張ってスクープで捕って(砂が入らないようにするの難しかった)やっと、やっと水葬へ... トイレットペーパーで覆って流したら一度では流れなくてもう呪われてる気がしました。 アイツがいた引き出しの物は全部捨てました。 見ないでトレーごと捨てました。 殺虫剤もたっぷりかかってるし、いくら消毒しても使うたびに思い出しそうで。 幸い料理したすぐ後だったので(アイツのすぐ側で料理してたんだなあ…)お気に入りの包丁やカトラリーは全部出ていて被害を免れました。それでも被害総額は100ドルくらいかなあ。 もう出ないでくれと念入りに掃除。 というか、あいつがあの時逃した最後のGだったと信じ込んでいますが、もしそうじゃなかったら... という懸念もありつつ。 しかしホイホイもアロマも毒水も何にも役に立たなかった… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日常] カテゴリの最新記事
|