KOKO のアリゾナぐる～ぶ記

日本に帰るのは楽しみでもあり、怖くもあります。

両親が年を取っていくのは怖いものです。

ただ老けていくだけならいいのですが、健康状態がよくなかったり、二人の間に問題があったりすると、あー、私がもっとそばにいてあげれば…という罪悪感がわくのです。もう少しパソコンやスマホが使えれば、とも思うし。

運転もしながら言い合いするので怖いし、次はどこへ行くにもバス旅行にしようねって言ってます（笑）。
まだ仕事をしているのでそこはちょっと安心。母は仕事帰りだと口調が2倍くらい速いしテキパキ話します。不思議だね。


2人には広すぎる家の中は常に寒い。父がつけっぱなしにするのでと母が家中の電気をセンサーにしていましたが、トイレの途中はまだしも、階段の途中でぱっと暗くなっちゃって、超怖い！お風呂も、歯磨き・洗顔のお水もいつまでたっても温かくならないのでいつもポットのお湯を汲んでいました。なんか、家が死んでる感じなのです。私がいつだかに置いてった化粧品や香水もまだ置いてあるし…。そんだけ電気代をケチる母ですが、自分は大画面テレビを見ながら寝落ちしてるので苦笑です。

母に言わせると父は私がいる時は猫をかぶっておおらかな振りをしているけど、二人の時は常にイライラしてて、なんでもない事で爆発するので常に気を遣わなければいけないと。理不尽に爆発するのはまあ昔からの事だけど、年取ったら自然と丸くなるかな～と思ったのですが、まだまだ健在のようです。


最近では自分たちの老後の話、保険とかの書類がどこにあるかとか、自分たちが死んだらここに連絡しろとか、毎回言っています。母は時が来たらさっさと老人ホームに入りたいと言っていますが、その頃には気が変わってゴネるだろうと思うのでまだまともに聞いていません。一応聞いてますが、まだ

「はいはい」


って感じです。


なるべくずっと元気でいてほしいなあ。

気難しい老人になってしまったら、一人で対処できるだろうか。

毎回帰る度に二人が元気でいてくれる事にほっとしています。