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カテゴリ:旅行
1日目は主人が行きたいと切望していた「海洋堂ホビー館四万十」へたどりつけたこともあり悪天候の中、ナビに翻弄されながら、それでも何とかホテルに到着できたことは本当に良かった。
生きてて良かった・・・大袈裟ではなく本当にそう感じたのだった。 目の前で土砂崩れのような道を見、後戻りできないような狭い道幅を思い、雨音が車を叩く中での運転は生きた心地がしなかっただろうと察するに余りある。 そこで少しでもリラックスしようホテルのレストランで夕食はちょっと贅沢してアルコールでもと提案すると主人ものってきた。 が、オーダーしたのは「ノンアルコール」のビール。 気分だけはビールなのだから仕方ない。 美味しい夕食をとりながら今朝からの出来事を順を追いながら語り合った。 お腹も満足し部屋で少し休憩してから主人をお風呂へ行くように促すと「じゃぁ行ってくるかな」と浴衣に着替えて出て行った・・・と10分もしないうちにドアをノックする音が・・・。 「(誰だろう?)」私は部屋の浴室で温まっていたのでバスタオルを巻いてそっとドアに向かった。 「・・・俺、開けてくれ」 「どうしたの?早いじゃない」 「大変なんだよ」 聞くと男性用の浴室へ向かう途中呼び止められて「お風呂は入れないと思いますよ」と言われたと言う。 どうしたのかと尋ねると主人が行く前に浴室へ入った人が湯船で誰かが浮いているのを見つけたとかでフロントへ連絡したり救急隊員が来ていたりでトラブっていたそうだ。 主人の顔が蒼ざめている。 新しく湯を張り替え入浴剤を入れて部屋のお風呂へ入るよう勧めると素直に入った。 暫くはじっとあたたまっていたのだろう、シャワーの音もしなかった。 主人は今日一日で色んな体験をしたようだ。目が冴えて眠れないとぼやいた。 明日のチェックアウトは11時だから今夜は色んな話をしよう、そういうと「そうだな」と言い椅子に腰掛けた。 あぁ1日目の珍道中・・・どうか今日一日で終わって欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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